那珂湊駅での撮影です。相変わらず、曇天に見舞われています。色が変なのはご勘弁を。
阿字ヶ浦方面から列車が到着します。左側の線路は錆びた上に草まで繁殖しており、あまり使用していない模様。
到着した列車はキハ2000。元留萌鉄道のキハ2000で、2004と2005の2両が在籍しており、これは2005でしょうか。国鉄キハ22と同形ですが、側窓は1枚窓で、トイレは当初からありませんでした。
奥に旋回窓のキハ22が2両見え、顔が半分切れた停車中の右の車両もキハ22です。
キハ221
元羽幌炭鉱鉄道のキハ221で、国鉄キハ22と同じ設計の二重窓。茨城交通入線に際しトイレを撤去しましたが、旋回窓は残されました。出入り扉越しに客室内が見えることから、デッキの仕切り壁はないようです。奥に見えるのはキハ222とキハ223になります。
勝田へ向けて列車が発車したことだし、駅に断って車庫へ行ってみましょう。
ケキ102
津軽鉄道のDD351などと同形だそうです。露出不足の下手な写真のため足回りが潰れ、ロッド式なのにそれが分かりません。
キハ1001
キハ1002
キハ1000も元留萌鉄道の車両で、基本は国鉄キハ10だそうです。いわゆる湘南顔ですが、中央部の前照灯が独特の雰囲気を醸し出しています。曲線部で向きを変えて、進行方向を照らせるような構造になっているとか。昔の8800形式蒸気機関車みたいです。
ケハ402
自社発注車。とてもいい感じのスタイルに見えます。塗装が傷んでいますが、休車だったのでしょうか。
キハ22とケハ601。
ケハ601は昭和35(1960)年に製造され気動車としては日本初のステンレス車体だったそうです。(キハ35形式900番代は昭和38(1963)年の製造)
ハフ46
元国鉄41000気動車の元ケハ46で、機関を外して客車化されました。
ケキ101
ケキ102より小型のL形機関車。ロッド式。
ケキ103
ケキ102と同形の凸形機関車です。何とかロッドは確認できます。
キハ1103
元留萌鉄道の車両です。顔はキハ1000と同じ湘南顔ですが、中央の前照灯は省略され、側窓はバス窓から一枚窓に変更されました。随分印象が変わるものです。
バス停の標識柱は一体何でしょう。白トビしていて読めません。因みにここはバス停ではありません。
モノクロ写真は以前にご紹介していますが(「茨城交通」で検索して下さい)、下手クソながらもカラーで撮っていたのは何よりでした。やるジャン、自分。と、たまには自画自賛を。
昭和52(1977)年8月24日