ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

日立電鉄

茨城交通を撮影した後の残りの時間を使い、プチ訪問したのが日立電鉄でした。常磐線で勝田から乗車し大甕で下車。そこはもう日立電鉄の駅でもありました。

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予備知識ゼロでいきなりご対面したこの車両、モハ9という戦時中に製造された見た目通りの古参車両なんですね。経営大丈夫かいなと少々心配になりました。曖昧なツートン塗色は、いつ消えてもおかしくない、そんな印象でした。ホームでもっと車両の写真を撮っておけばよかったと、今更ながらの後悔がつきまといますが、この当時は「ローカル私鉄の雰囲気」を狙っておりましたので車両は二の次、走行写真を撮るため、場所探しにそそくさと駅を出たのでありました。

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大甕←久慈浜 前後で前照灯の取り付け場所が異なっています。
大甕駅からほど近い、陸橋の上からのお手軽撮影です。ブ厚い雲の下、夕方前なのにすっかり暗くなっており、これらも酷い露出不足です。
ストリートビューでこの場所を訪ねてみると、橋は古い高欄のまま残っていました。ただ、沿線は大変な変わりようで、線路は遊歩道になっています。だって平成17(2005)年に廃止されてしまったんですもの。

昭和52(1977)年8月24日