ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

弘南鉄道 弘前

大鰐線は使わずに、奥羽本線弘前へ移動しました。だって、周遊券が勿体ないんだもん。メモによれば急行「きたぐに」を利用し、わずか13分間の乗車です。弘前ではすでに16時半を迎え、雨がちの厚い雲に覆われてあたりはすっかり薄暗くなっています。そんな中でもKⅡを使う自分って・・・。普通なら感度を稼ぐためにモノクロネガにするところでしょうがぁ。

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運よく貨物列車がやってきましたが、機関車の頭だけじゃん。
ここの車両も味のある古さを醸し出していました。今更だし、当時のスケジュールでは無理だったとしても、やはりちゃんとした車両写真も撮っていたらなあと残念な気持ちは募ります。
沿線風景は今とは全然違うんでしょうねえ。どこをどう歩いて撮影したなんてことは全然記憶にないので比較はできませんが、グーグルマップを見てもさっぱり見当がつきません。

暗い割には三脚を使ったこともあって、ブレた写真も少なく、色の記録ができたという意味では(多少、色味が怪しいけれど)、結果的にカラーを使って正解という気がします。デジカメで当たり前にカラー撮影している若い方々にはピンと来ないでしょうが、当時はカラーにするかモノクロにするかというのは、常にまとわりつく問題でした。お金があればもちろんカラーポジを使いたいのですが、貧乏学生ではなかなかそうもいかず、モノクロネガの長巻缶を買ってきてパトローネに巻いては溜息をつくばかりでした。

昭和52(1977)年8月27日

夕べもヤフオクで落札してしまいました。蒸気機関車の形式図集2冊です。20年以上前に、「すすきの」の古本屋で見かけた時には1冊で5000円ほどもしたものですが、それが2冊で3500円でしたから、ついついポチってしまいました。競り合う人もなく、開始価格での落札です。
撮影には何の役にも立ちませんが、純粋な好奇心から「見たい・知りたい」というだけのことです。物を減らしたいのに、鉄道関連本は増えるばかりです。