ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

車両写真-24 札幌駅-06

今回は気動車だけです。

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キロ29 1(←キハ27 122)
グリーン帯が消されて、一見キハ27にしか見えなくなってしまいました。

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キロ29 2(←キハ27 123)
国鉄初の和式気動車、いわゆるお座敷気動車で昭和48(1973)年に登場しました。グリーン車扱いですが、優等車両のグリーン車としては唯一冷房化されませんでした。どうせ酔っぱらうんだし窓開ければいいべさ、ついでにゲロ吐いちまいなよ、ということではなかったんでしょうけど。

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キロ29 1とキロ29 2の連結部
単にグリーンマークのふたつ並びを撮りたかっただけ。

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キハ56 35
キハ27とキハ56の外観的相違は、側面の冷却水張込口の数の他に、後部天井に載る水タンクの有無になります。

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キハ27 20
キロ29と異なり、出入口扉の下部に丸窓がありません。100番代車から設けられたものです。また丸窓の設置により、ステンレスのガイドローラー用の帯の高さが変更されています。ところで、その扉下側のステンレス帯は、200番代車や本州向けのキハ28やキハ58などにはありません。つまりローラーが1個だけということになります。

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キハ27 55
隣の車と見比べて、「自動ドア」の表記の高さや表裏の関係が異なっています。裏表はどちら向きがいいのでしょうね。

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キロ26 7
形式や番代区分による外観的差異は、RMの特集記事などに詳しく書かれていますので、興味のある方はバックナンバーを探して研究してみて下さい。右隣の車と比べて、作業用の昇降ステップの大きさは随分違いますね。ホントどうでもいいことですが、ファンはこういう違いが妙に気になります。

昭和55(1980)年7月10日

先日の苗穂工場まつりで見かけたDF200-122は、近々愛知に配置換えされるそうです。現在のシステムに対応した保安装置を搭載していないために、もう道内で貨物を牽引することもなく、あっちへ持っていかれることになります。
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