ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

タンク車の回送

道内の石油輸送列車が削減され、余剰となったタンク車が本州へ回送されるという情報を得たので、函館方面まで追いかけることにしました。

9170列車 牽引機DF200-123 タキ43000形式20万番代25両の編成です。
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13:20 黄金←崎守
今はこの場所も、金網が設置されて撮影し辛くなりました。

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14:51 長万部←静狩
一気に長万部まで先回りします。あまり時間的余裕はないので、踏切や跨線橋での撮影ばかりになります。

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15:32 鷲ノ巣←山崎
一部に残る単線区間を駆け抜けます。

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16:01 山越駅通過
お寺裏の歩道橋は、今はどうなっているでしょうか。2年前には通行禁止になっていました。階段も歩廊も錆びてボロボロになり、穴が開いていましたね。

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17:11 池田園→大沼
大沼駅手前の陸橋から。道道43号線になります。下に車を置いて陸橋に駆け上がりました。

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17:19 大沼駅 2050列車追い抜き DF200-121
大沼駅ではバカ停するのでようやく一息入れることができました。でも、追い抜きや行き違い列車があるので気は抜けません。まずは2050列車が追い抜いて行きました。貨物同士の追い抜きなんて、そうあるものではありません。

少し時間があったので、機関車やタンク車を眺めます。正直、車両のディテールには詳しくありません。この機関車が愛知へ転配されて改造を受け、番号まで変わるなどとは、この時は知る由もありませんでした。
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バカ停では、運転士は暇で暇で大変だと思います。蒸機時代なら機関車から降りて一服したでしょうけれど、今は停車中、機関車から降りてはいけないそうです。

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「ガソリン専用」の文字は消されたんでしょうか。単に薄くなっただけ?
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駅と絡めて撮ります。ほぼ無人駅ですが、一応、入場券は買いました。
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17:35 5883D、北斗17号
遅延している「北斗17号」は、減速している仁山回りの5883Dをあっという間に追い抜いてゆきました。

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「北斗17号」は駒ヶ岳回りで森へ

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5883Dは砂原線回りで森へ

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北海道人には馴染みのない浜五井駅ってどこにあるの?と思って調べると、JRではなく京葉臨海鉄道臨海本線の駅なんですね。JR外房線蘇我駅から分岐しているそうです。専用線や貨物線がほとんど消滅してしまった北海道から見ると、夢のような世界に思えます。イメージ 1917:51 95列車 DF200-113

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17:51 スーパー北斗16号
95列車は「スーパー北斗16号」と行き違うために停車したところです。

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18:12 仁山←大沼
定番の撮影地で無難に押さえます。それにしても、沿線は木が伸びてワヤになりましたなあ。

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18:30 渡島大野駅 トワイライトエクスプレス
渡島大野駅で停車中に「トワイライトエクスプレス」が追い抜きました。新幹線の建設工事に絡み付近の道路も工事中で、駐車場所を探すのに時間を取られロクな映像が撮れませんでした。これは手持ちで撮ったもので、敢えて跨線橋の脚柱を入れました。この跨線橋も今はありませんね。

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18:55 七飯渡島大野
最後の撮影も無難に踏切で済ませました。

いつもはタンク列車が走らない区間だけに、ついついカット数を稼ぐのにヤッキになってしまいました。この2年後、石油鉄道輸送はとうとう全て廃止されてしまい、再び回送のタンク列車が室蘭線~函館線~江差線~海峡線を走ることになります。

平成24(2012)年6月16日