ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

夜行オホーツク

利用客の低迷により、特急「利尻」とともに夜行の特急「オホーツク」も平成18(2006)年3月に臨時化されました。臨時になればいずれ廃止となるのは明らかです。石北貨物を撮影に行くついでに、上川駅でまだ撮影したことのない夜行「オホーツク」同士の列車交換を記録することにしました。

イメージ 3
深夜ながら、雪明かりのお陰でそこそこホームは明るいです。でも寒いです。鼻毛が凍ってしまいます。

イメージ 1
2:07
まず、9020D「オホーツク82号」札幌行きが到着します。かつての「オホーツク10号」です。

イメージ 2
日本語が小さいってどういうこと?

イメージ 17

イメージ 4

イメージ 5
2:16
9019D「オホーツク81号」網走行きが到着します。先頭は100番代。

イメージ 6
スラント同士の顔並びは、日中の「オホーツク」の他には新得駅での特急「まりも」でも見られました。「とかち」はどうだったか。この当時、「まりも」はまだ定期列車でした。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9
制服姿の車掌さんですが、本当に寒かったんです。

イメージ 10
だいぶ時間を置いてから下車した乗客。

イメージ 11

イメージ 12
9020D札幌行きとと9019D網走行き
雪がテカテカ光っています。油断していると転びます。

イメージ 14

イメージ 13

イメージ 15
ヘッドマーク、小っちゃ~。

イメージ 16
2:30 9019D発車
排煙管から吹き上げられる蒸気の白さで、その寒さが分かるというものです。

イメージ 18
2:40 9020D発車

イメージ 19
30分ほどのドラマが終わる頃には、体の芯まで冷えてしまいました。気動車や電車は蒸気暖房ではないので、旧客のように蒸気を漏らすことはありません。

夜行特急「オホーツク」は、翌年の3月ダイヤ改正で廃止されました。

平成19(2007)年2月27日 上川駅

この日は雪レ撮影のために夜遅くまでカメラを回し、翌朝は道の駅で夜を明かし(つまり車中泊)、未明から貨物を追いかけて、そのあとは再び雪レを撮影するために夜遅くまで撮影するという、結構気合の入った撮影行でした。帰り道の深川では結構吹雪かれて、ドキドキヒヤヒヤしながら眠気に襲われる余裕もありませんでした。札幌の自宅に無事帰宅したのは朝の4時頃でしたか。