さて、張碓の恵比須岩を俯瞰した鉄道写真は、これまでに数多く発表されてきましたが、沿線で周囲を見渡した時、その反対側となる場所からも俯瞰撮影できるのではないか、そんなことを考えながら5万の地図を眺め、一大決心をしてその場所に辿り着いたのは平成13(2001)年11月23日のこと。「SLニセコ号」を恵比須岩逆俯瞰で撮りたい一心からでした。

国道5号線の旧道を利用した駐車場に車を置き、そこから数百メートル札幌方面へ戻ったところから林の中に立入り、道なき道を、地図でおおよそのアタリを付けて草木を掻き分け、後半には数十メートルに及ぶ熊笹の藪に視界を遮られながらも漕ぎ分けて、1時間ほどで無事に辿り着いた時の達成感は久々に味わうものでした。登山やハイキングなど一切しない私ですから、だって疲れるしつまんないし、そんな山歩きに関しては全くの素人ですが、そんな素人でもできる俯瞰場所になります。比較的平坦な地形なので、山登りのような苦労は全然ありません。






これは3度目か4度目の訪問の時のものです。ハイビジョンで初めて撮影した恵比須岩逆俯瞰。やはりSL列車を撮影したくてやってきました。雪の時期の方が歩きやすく辿り着きやすいです。さほど深い雪でなければ国道から1時間未満、足跡があれば20分で到達できます。1kmありませんから。といっても獣道すらない場所ですから、どうやって行くかと教えるのは難しいです。でも、ネットや書籍には、この場所で撮影した写真が紹介されており、また3年ほど前には線路際で何かの工事のために作業員が出入りしているので、もしかすると途中まで獣道が出来ているかもしれません。
シカの足跡は見かけましたがクマのものは見てません。出るという話は聞いたことがないので、まず大丈夫だとは思います。
立ち位置が限られるので誰が撮っても同じような構図になってしまうため、後は風景的なもので個性を付けるしかないでしょうか。ただあれから樹木が成長していれば状況は変わっているでしょう。
俯瞰撮影に興味のない人にはどうでもいい情報でした。
平成18(2006)年12月9日 張碓~銭函
山登りを要するような俯瞰はトンとやらなくなりました。もう体力的に無理、面倒。今は車でば~っと行って、車を降りたらすぐに撮影できる楽な俯瞰だけ。そんな場所なんてそうそうありませんけど、少しはありました。

車を降りて30秒(国道から車で3分)

車を降りて3分(幹線道路から車で5分、超急勾配)

車を降りて3分(幹線道路脇)

車を降りて15秒(国道から車で5分、急勾配・急カーブ)

車を降りて1分(国道から車で20分、現在は通行止めになっているかも)

車を降りて5秒(国道から車で3分)

車を降りて5秒(幹線道路から車で15分、現在は道が消失している模様)

車を降りて30秒(国道から車で15分、悪路につき車体キズだらけ覚悟、クマが出そう)

車を降りて1秒(国道脇)

車を降りて1秒(幹線道路から車で15分、現在は樹木成長で見通し悪し)
