ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

分岐器

子供の頃、線路の分岐部に興奮した記憶があります。年上の友達がどこからかOゲージの線路を拾ってきました。30~40cmほどの長さの複線の片渡り線でした。それを自慢げに見せてくれたのですが、Oゲージなので3線軌条ということもあって、複雑めいた作りに「なんかスゲー」って感動したのです。当時はOゲージから16番(当時は1/87スケールのHOとは区別していた)にだいぶ移行した頃で、鉄道模型雑誌には「16番なんておもちゃだ」という負け惜しみの記事が載っていたようです。
それはともかく、その時の分岐器に対する印象が強かったせいでしょうか、今でも本物の分岐器には特別な思いが少しだけ残っております。

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札幌駅東側には両渡り線がふたつ並んでおりました。何やら作業中です。線路を見続けていると、頭が痛くなりそうです。

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特急「いしかり」が分岐を通過。札幌駅には分岐器が沢山ありますが、雪の季節には弱点となります。本州みたいにカンテラで呑気に温めたりはせず、電熱器でガンガン熱しますが、それでも大雪には太刀打ちできません。あとは人海戦術でひたすら雪ハネです。20年近く前に札幌駅で目撃したブラシ付きの軌陸車ってどうなったんでしょう。少しは役に立っているのかな?

昭和54(1979)年3月12日