「利尻」が消え、夜行「オホーツク」が消え、「まりも」も臨時列車化してしまった頃になります。「旭山動物園号」でも撮ろうと思い、カメラを回しておりました。
6:03 はまなす
かつては「まりも」が先にやってきたものです。すでに当時で貴重な客車夜行急行。
6:06 921D
6:16 まりも
伝統ある愛称名の「まりも」は結構好きです。夜行「おおぞら」が「まりも」に改名した時、14系座席車+24系寝台車編成による臨時「北斗星まりも」が根室まで走ったことがありました。遠征はできずに札幌市内でしか撮影しませんでしたが、ぞくぞくしましたね。ビデオカメラの不調で、音声がブツ切れになったのは残念でした。
6:39 127M
この頃はまだ731系の増備中で、数を減らしたとはいえ、廃止が迫る悲壮感はありませんでした。
6:39 127M、スーパーカムイ2号
デビューしたてでピッカピカの「スーパーカムイ」。でも貫通扉はなく、その部分の窓への立ち入りはできません。未だに乗車したことがありません。
7:03 スーパー北斗2号
7:06 スーパーおおぞら1号
全部は写っていませんが、こちらは中間に先頭車のないスッキリ9両編成。283系が立て続けにやってきました。6+3とか7+2とかいった編成を見慣れた目には、何だか新鮮に見えたものです。
7:25 オホーツク1号、126M
まだ両端スラント車だった頃の「オホーツク」。
7:33 北斗4号
所定5両編成ながら、しばしば増結されていました。
8:05 スーパーとかち1号
8:17 138M、1736M
列車本数が多いので、すれ違いや並走シーンがしばしば見られます。写真的には「被られる」こととなり厄介でしょうけど。
8:27 912M
手稲発江別行き911Mの折り返しで、江別発札幌行きですが、協調運転するメリットはどこにあるのでしょう。この後の913Mは、倶知安からの913Dが、小樽で731系と併結するので協調運転の意味はあると思うのですが。せっかくの高性能車両なのに中途半端な使い方に感じます。
8:29 9021D 旭山動物園号
デビューからまだ半年足らずで4両編成だった頃です。結局、一度も乗ることはありませんでした。
8:33 スーパー宗谷1号
貫通幌がみったくないです。風に煽られて、傷まないのでしょうか。もう車体傾斜装置を使うこともなさそうです。それに伴いロゴは「Tilt261」から「HET261」へ。
8:37 スーパー北斗6号
かつて「スーパー北斗」の最速列車は札幌~函館間を2時間59分で結び、脅威の俊足を誇りました。しかし「北斗」のキハ183系や「スーパーおおぞら」283系がエンジントラブルなどの事故を起こして以来、130km/h運転でブイブイかっ飛ばしていたのも今は昔です。貫通扉窓から展望もできましたしね。
せっかく北海道新幹線が開業したのに、この10年で、すっかり様変わりして「衰退」してしまった印象を拭えません。
平成19(2007)年10月7日 苗穂~白石