当時はそんな信号場の名前など知らぬまま、ループ線だからという理由で訪れました。
前夜、食事をしようと夜の高松駅付近を歩いていたら美人局のオバサンに声を掛けられて、「これから夜行列車に乗るんで」とか言いながら逃げるように駅に戻った記憶が蘇りました。
日付が変わった3月18日の0:43、急行「うわじま1号」は深夜の予讃本線を宇和島へ向けて走り出しました。川奥信号場へ向かうには、その後の0:46発車の快速731Dに乗車して荷稲で下車するのが早いのだけれど、予讃本線と予土線に乗車するために敢えて時間のかかる方を選んだ次第。
そして早朝6:53に宇和島到着。7:11発の834Dに乗り換えて家地川には9:13に到着しました。ここから歩いて川奥信号場へ向かいました。
この旅行でも5万の地図のお世話になりました。
最初のうちはカラーネガで撮影しており、それからポジに切り替えました。
11:31 荷稲→若井 あしずり6号
11:54 川奥信号場(荷稲←若井) 南風1号
ダブルクロッシングは何のためにあるのでしょう。ああ、列車交換のためね。
11:56 トンネルから出た「南風1号」を見下ろします。
12:44 荷稲←若井 741D(窪川発中村行き)
後ろのキハ65は、顔だけ見ればキハ58系。
「南風1号」とは少し角度を変えて。
13:00頃 家路川→若井 840D
信号場を去って、踏切からです。
列車種別が半分急行ですが、普通列車です。
引きが取れないので似たような構図にばかりなってしまいます。道路からも狙えたかもしれませんが、今となってはどうしようもありません。
荷稲駅へ向かう道すがらでの撮影です。
13:14 荷稲→若井 南風4号
13:14 荷稲→若井 南風4号
後ろを振り返ると、列車はぐんぐん勾配を上ってトンネルに突入。トンネル内で左回りになります。
13:15 右下のトンネルから入って、画面上左のトンネル(見えない)から出てきたところです。で、すぐまたトンネル(これも見えない)に入ります。急勾配、急カーブ、トンネルと、蒸気機関車の運転は無理っぽい線形です。
13:15 右下のトンネルから入って、画面上左のトンネル(見えない)から出てきたところです。で、すぐまたトンネル(これも見えない)に入ります。急勾配、急カーブ、トンネルと、蒸気機関車の運転は無理っぽい線形です。
昭和59(1984)年3月18日 川奥信号場