ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

雪の日に

川奥信号場、土佐久礼で撮影したその日の晩は、高知に宿を取りました。が、宿泊した記憶は全くありません。ただ、高知駅前で路面電車が走っている姿を見ながら、「あ~疲れた」とか思いながらカメラを向けることもせず、ただただ歩いていたことだけは薄らぼんやり覚えています。

翌朝、5:54発の「土佐2号」に乗車して阿波池田へ。
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どこの駅かは分かりません。何を思ってシャッターを切ったのかも覚えていません。

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春の雪に見舞われましたが、これもどこの駅で撮影した何の列車かも分かりません。雪が降ったので走行シーンの撮影は止めて(勿体ない!)、予定を変えて乗車主体のスケジュールにしたような気もするのですが、それも今や定かではありません。

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これもどこの駅なんでしょう。でも、撮影した記憶だけはあります。

結局、阿波池田からは「よしの川2号」に乗り換え、終点の小松島港まで乗車しました。小松島港駅は小松島駅構内にある駅なので、キロ程は設定されていません。でも、ちゃんと改札口はありました。駅弁も売ってました。この港から、神戸・大阪、和歌山などへ航路がありましたので、そこそこ賑わっていたのでしょう。
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雨降る小松島港駅。わずか13分で折り返しなので、駅周辺を何も見ることなく小松島港駅を出発しました。返しは普通列車になります。それにしても建物の全景くらいは押さえておきたかった。

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徳島駅では33分の待ち合わせで「むろと2号」に乗り換えます。その待ち時間を利用して改札を出て駅舎を撮影。雨が冷たいので、1枚撮って速攻で駅に戻りました。ストリートビューで確認すると、今の駅舎は商業ビルと一体となって、えらく巨大化していますね。

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徳島駅ホームですが、左が徳島始発で鳴門行きの736Dで、右が高松発で海部行きの539Dかと。539Dはこの駅で30分間も停車します。

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これも徳島駅だと思いますが、だとすれば鳴門始発で徳島終点の739Dでしょう。最後尾のキハ30よりも、どうして先頭2両の荷物車を撮っておかなかったのか。キユニ26とキニ28と思われます。

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「むろと2号」の車窓から。雪は止みません。ポスターのお姉さんもタオル1枚巻いただけでは寒そうです。

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おそらく終点の高松駅で撮ったものかと。「むろと」だし。

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高松から「しおかぜ5号」に乗り換えて松山へ向かいますが、駅には到着して間もない「南風2号」が停車中でした。

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ホームを挟んで向こう側に停車中なのが「しおかぜ5号」です。

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うっすら雪化粧した「南風」は「寒風」の方がお似合いです。キハ181系奥羽本線の「つばさ」の運用にも就いていたので、着雪した姿もお似合いです。タイフォンのシャッターこそありませんが。

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「しおかぜ5号」も雪化粧。キハ181のトップナンバーです。

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幸いにも自由席なので、嬉々としてトップナンバーに乗車しました。

これから松山へ向かいますが、撮影はまだ終わりではありません。

昭和59(1984)年3月19日