ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

もうひとつの「肥前大浦へ」~鳥栖駅で

うっかりしてました。別のカメラでも、肥前大浦到着までの間に撮影しておりました。ただしこちらのカメラに入っていたフィルムは発売間もない頃の超高感度フィルム「フジクローム1600D」。名前の通り、感度はASA1600。最初は、これで暗い状況でもバッチリだと意気揚々としていたのですが、結果的には使ってガッカリという代物でした。しかし、お勉強代ということで納得するしかありません。

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博多駅 121M
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前回のブログでは撮影していないと記したクモハ475-23は、車番記録として撮っておりました。失礼しました。しかし、まともな色が出ていません。当然ながら、ポジは蛍光灯の緑色に染まっていますが、フォトショップで修正しております。

鳥栖駅で121Mから333Mへ乗り換えますが、333Mの発車まで30分ありましたので、その間に色々と撮影しました。
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6:46 明星・あかつき1号
併結寝台列車です。「明星」は新大阪発の西鹿児島行き。「あかつき1号」は新大阪発の長崎行きです。

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ヘッドマークを交換しました。
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鳥栖で2本の列車は分割されて、先に「明星」が発車してゆきました。

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「明星」と入れ替わるように「あかつき1号」の牽引機が入線してきました。

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「明星」も「あかつき」も、ヘッドマークは素敵なデザインです。
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我が333Mを残して「あかつき1号」も発車してゆきました。ここで、333Mを観察してみます。

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こちら先頭車はクハ715-1
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前の4両は佐世保行きで、クハ715-1+モハ714-1+モハ715-1+クハ715-101、後ろの長崎行きは、クハ715-10+モハ714-10+モハ715-10+クハ715-110だったのだと思います。佐世保行きは、分割される肥前山口駅から4433Mとなります。

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やはりクハ715-100の顔はデカイです。

まるで増感現像しただけのように見える、荒々しい粒状性に汚い発色。当時ですら、現像から上がってきたポジフィルムを見て驚きましたもの。これなら高感度ネガフィルムを増感した方がキレイなんじゃね~の。

昭和59(1984)年7月27日