ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

肥前大浦へ

海との絡みを撮ろうと、長崎本線肥前大浦へ向かいました。その前の日の晩は、空腹のまま💛ホテルであまり眠れない夜を過ごし、それでも4時に起床、ぼ~っとした状態で博多駅から5:05発の121M川尻行きの電車に乗車しました。車両はクモハ475-23とメモにありますが写真はありません。

鳥栖で長崎行きの333Mに乗り換えます。乗車はモハ714-10。
イメージ 1
多分、これがモハ714-10の車内です。圧迫感が半端ありません。581系寝台電車を改造したものですが、財政難とはいえ無茶なことをやったものです。

イメージ 2
6:15 肥前麓駅
雰囲気が良かったので撮影したのだと思います。

イメージ 3
6:38に佐賀駅に到着。ここで17分間停車するので、朝に出しそびれたモノを駅のトイレで釜替えし、それでも時間があったので外に出てみました。はなわ君が「佐賀県」で歌手デビューする19年も前です。

7:12 肥前山口駅に到着です。
イメージ 4
333Mの最後尾。クハ715形式の100番代です。一見、103系っぽい通勤電車風の顔ですが、とにかくデカイ顔。長崎本線佐世保線用の形式です。できたて間もない頃です。

イメージ 5
7:24 あかつき3号
前日、瀬高で撮影した貨物列車牽引のED75 301がブルートレインを牽いて到着しました。新大阪発佐世保行きです。

イメージ 6
715系の断面の大きさが実感できるでしょうか。

イメージ 7
ここで8両編成だった333Mは、左側の長崎行きの333Mと、右側の佐世保行き4433Mとに別れます。左がクハ715形式0番代で元クハネ581、右が同形式100番代で元サハネ581。

イメージ 8
4433Mが先に発車して、取り残された333M。この列車に引き続き乗車して肥前大浦駅へ向かうのです。

イメージ 9
線路を挟んで反対側のホームには713系電車が停車中でした。北海道の711系と九州の713系。当時の国鉄の新製在来線営業用交流電車はこの2系列だけでしたが、交流色をまとったのは711系だけでした。
715系だけでは不足したために、713系が新造されたそうですが、試作車だけで終わりました。2両1編成ユニットが4編成8両のみの布陣です。

イメージ 10
8:27 博多から3時間以上かけて無事に肥前大浦駅に到着しました。意外に時間がかかりました。

昭和59(1984)年7月27日