ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

赤湯から中川へ

板谷と川部を訪問したその1週間後、勤労感謝の日を含めての3連休、今度は山形方面を皮切りに再び東北を目指しました。上野からは急行「津軽」に乗車し、山形到着は4時45分。目的地の赤湯へ戻るための福島行き424列車の発車は6時25分。その間の1時間半、ホームで写真を撮ってはいるものの、今となっては記憶の断片すら残っていません。なお、「津軽」は赤湯に4時11分に停車するのですが、そんなに早く到着しても駅でボ~ッとするより他ないので、時間潰しのために敢えて山形折り返しとした次第。

で、山形駅では列車待ちの間にバルブ撮影をば。
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列車不明 ED78 11+ED78
重連運用なので、福島へ向かう上り列車かと思われます。

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421列車 ED75 722
米沢発新庄行きの普通列車です。山形では28分間も停車。米沢以北は平坦線なのでED78でなくても大丈夫。

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急行「月山」か?

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424列車 オハ46 2613
424列車は福島行きの普通列車で、牽引機はEF71 6でした。

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中川駅(424列車より)
赤湯のひとつ手前の駅です。駅舎の雰囲気が良かったのでついシャッターを切ってしまいました。赤湯からここまで歩いて戻って来ます。

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中川~赤湯
素晴らしい車窓かなり感動。平地の向こうには飯豊山系が峰を連ねています。

絶好の晴天の下、朝日を浴びて俄然やる気が湧いてきます。

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7:58 中川→赤湯 440列車
撮影した場所は分かるものの、どこをどう歩いていったのかは、地図を見てもさっぱり思い出せません。風景は綺麗なのだけれども、列車の側面は逆光になって、いささかアテが外れた気分。

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8:08 中川→赤湯 L特急「やまばと2号」
上り列車ばかり。下り列車を撮影したいのだけれど、時間がないので先へ進みます。

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8:45 急行「もがみ1号」
米沢発、羽後本庄行きです。新庄では仙台からの編成を併結し、陸羽西線経由で余目に出て、そこから羽越本線に入り羽後本荘へ向かいます。畑の中の道を使って移動したようです。

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9:10 中川←赤湯 3475列車 ED78+EF71
逆光過ぎて、色はわいや。

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9:18 中川→赤湯 急行「べにばな1号」
仙台発、新潟行きの列車で、仙台→(仙山線)→羽前千歳→(奥羽本線)→米沢→(米坂線)→坂町→(羽越本線)→新発田→(白新線)→新潟という経路になります。

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9:37 赤湯←中川 L特急「つばさ2号」
線路際に降りてきました。

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9:39 赤湯→中川 L特急「つばさ3号」
赤湯寄りだったら「2号」とのすれ違いを撮影できた?

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9:49 中川←赤湯 523D
長井線の荒砥発、山形行き普通列車です。荒砥~赤湯間は226Dを名乗っています。乗客の乗り換えをなるべく無くそうという思いやりを感じます。長井線は現在、別鉄道になっています。

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10:15 赤湯←中川 急行「ざおう2号」
山形発、上野行の急行列車です。今なら山形新幹線でびゅ~んですね。上がったり下がったり、結構動いています。

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10:35 中川→赤湯 426列車 EF71 1
院内発、福島行きです。院内といえば、米坂線と共に、晩年まで特雪が走っていたことで有名です。赤湯からの複線区間はこの先の北赤湯信号場までで、そこからは単線になります。ということを、今、書物を読んでいて知りました(笑)。
この撮影では迷いました。中川駅までまだ2km以上もあるのに、ここで撮影すると乗車する列車まで30分間しかありません。もっと先まで行けば時間に余裕ができるのですが、平坦地なので絵としてはあまり面白くなさそう。信号場の存在も知らなかったし。さて、どうするか。んんん~。よし、走ろう。
ということで、この撮影を終えると、走り出しました。荷物を抱えての走りは結構キツイ。バランスも悪いし。でもまあその甲斐あって、ギリッギリ列車に間に合いました。

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11:06 中川駅 1427列車 EF71 9
あの風情ある駅舎の写真を撮る余裕はありませんでした。列車に乗り込み、汗だくでぜーぜー息を吐いている兄ちゃんを他の乗客はどう見ていたか、それを気にしない様にず~っと車窓を眺めていました。
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あ~疲れた。次は左沢線に乗車して終点の左沢へ向かいます。

昭和59(1984)年11月23日