板谷と川部を訪問したその1週間後、勤労感謝の日を含めての3連休、今度は山形方面を皮切りに再び東北を目指しました。上野からは急行「津軽」に乗車し、山形到着は4時45分。目的地の赤湯へ戻るための福島行き424列車の発車は6時25分。その間の1時間半、ホームで写真を撮ってはいるものの、今となっては記憶の断片すら残っていません。なお、「津軽」は赤湯に4時11分に停車するのですが、そんなに早く到着しても駅でボ~ッとするより他ないので、時間潰しのために敢えて山形折り返しとした次第。
で、山形駅では列車待ちの間にバルブ撮影をば。

重連運用なので、福島へ向かう上り列車かと思われます。
米沢発新庄行きの普通列車です。山形では28分間も停車。米沢以北は平坦線なのでED78でなくても大丈夫。


424列車は福島行きの普通列車で、牽引機はEF71 6でした。

赤湯のひとつ手前の駅です。駅舎の雰囲気が良かったのでついシャッターを切ってしまいました。赤湯からここまで歩いて戻って来ます。

素晴らしい車窓かなり感動。平地の向こうには飯豊山系が峰を連ねています。
絶好の晴天の下、朝日を浴びて俄然やる気が湧いてきます。

撮影した場所は分かるものの、どこをどう歩いていったのかは、地図を見てもさっぱり思い出せません。風景は綺麗なのだけれども、列車の側面は逆光になって、いささかアテが外れた気分。

上り列車ばかり。下り列車を撮影したいのだけれど、時間がないので先へ進みます。


逆光過ぎて、色はわいや。


線路際に降りてきました。

赤湯寄りだったら「2号」とのすれ違いを撮影できた?


山形発、上野行の急行列車です。今なら山形新幹線でびゅ~んですね。上がったり下がったり、結構動いています。

院内発、福島行きです。院内といえば、米坂線と共に、晩年まで特雪が走っていたことで有名です。赤湯からの複線区間はこの先の北赤湯信号場までで、そこからは単線になります。ということを、今、書物を読んでいて知りました(笑)。
この撮影では迷いました。中川駅までまだ2km以上もあるのに、ここで撮影すると乗車する列車まで30分間しかありません。もっと先まで行けば時間に余裕ができるのですが、平坦地なので絵としてはあまり面白くなさそう。信号場の存在も知らなかったし。さて、どうするか。んんん~。よし、走ろう。
ということで、この撮影を終えると、走り出しました。荷物を抱えての走りは結構キツイ。バランスも悪いし。でもまあその甲斐あって、ギリッギリ列車に間に合いました。

あの風情ある駅舎の写真を撮る余裕はありませんでした。列車に乗り込み、汗だくでぜーぜー息を吐いている兄ちゃんを他の乗客はどう見ていたか、それを気にしない様にず~っと車窓を眺めていました。

昭和59(1984)年11月23日



