ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

振内の鉄道記念館

昨日は用事があって日高の振内(ふれない)というところに行ってきました。用事まで少しだけ時間があったので、近くの鉄道記念館に保存されている車両を見学しました。

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時間がなかったので館内には入りませんでしたが、通常は施錠されているので、見学に際しては近くのびらとり農協振内支所に連絡する必要があります。因みに見学は平日のみです。

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ここは旧富内線の振内駅です。富内線は、日高本線鵡川駅から分岐し、日高町駅までの82.5kmを結ぶ路線でした。国鉄分割民営化を前に廃止になっています。詳しくはネットで調べて下さい。

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2両の客車と1両の蒸気機関車が保存されていますが、客車は夏季の間、ライダーハウスに利用されています。

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1泊600円!車内は腰掛を撤去して、全面床になっているようです。

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ホームには四つの駅名標富内線の墓標のように立っています。

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何やら配管工事をしておりましたが、トイレの汚水管なのでしょうか。

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個人が寄贈したという、サハリンで活躍していたD51-23。国鉄D51とは異なっている箇所が随所に見受けられます。国鉄D51 23といえば、ドームをキャブまで延長した「スーパーなめくじ」を連想しますが、このD51は戦後生まれです。
この記念館についての記事をぐぐると、車両や駅名標がかなり傷んだ時代もあったようですが、今は補修されて綺麗な状態で保存されています。

因みに、日高道の厚真~日高富内間は50km/hに制限されています。これは先の胆振東部大地震の影響で、地上の道路などとの交差部が隆起しており、高速で通過すると危険であるからだと思われます。もっとも、制限速度を守るドライバーは全くおらず、平気で高速で突っ走っていました。私はちょっとオーバーの60km/hで運転してました。すんません。

せっかくなので、10倍速による前方車窓動画を貼っておきます。

平成30(2018)年11月10日