ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

ササラ電車

撮影取材の打ち合わせのため、札幌市電の電車事業所に到着すると、そこにはササラ電車が今や出発せんとの構えでおりました。ビデオカメラをセットする時間はなかったので、取り敢えず写真撮影と決め込みました。

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いまや出庫せんと、その姿を運よくゲット。

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あれ?でも運転士の姿がちょっと変。

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でも、いよいよ動き出しました。

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このまま本線に出ると思いきや・・・

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また戻ってしまいました。ありゃりゃ。でもよくよく考えてみれば、雪少ないもんね。出るわけがありません。この後、事務所で取材の打ち合わせをしてから、電車事業所の近辺でササラ電車以外の走行シーンを撮影したのでした。

この日を挟んで2週間ほど、「冬こそササラ電車!」をイメージして、取材撮影に臨みましたが、この年はなかなか思うように雪は降ってくれませんでした。
ある日の晩、夕食を終えて何気なく外を見ると、雪がシンシンと降っているではありませんか。ビールを飲んでホロ酔い加減だったのにもかかわらず、今がチャンスだ!とばかりにハイヤーを呼んで大通り方面へと繰り出しました。交通量の多い西11丁目の石山通り辺りで撮ったるわい!と意気揚々と南へ向かうハイヤーの窓から外を眺めていたのですが、札幌駅に近づく辺りから雪は止み出しました。嘘だろ、おい。結局、現地に到着するとナンモ雪降ってないべさ。つ~か、道路そのものに雪無いし。でもせっかく高いハイヤー代を払ったのだからという貧乏根性丸出しで、しばし普段の、ど~ということのない雪のない夜景を撮って帰宅したのでした。帰りは勿論、地下鉄とバスです。ベータカムと三脚が重て~。

平成10(1998)年1月16日

道南いさりび鉄道のキハ40に国鉄急行色車が登場したと、昨日の北海道新聞の記事で紹介されていました。その顔立ちからキハ66、67っぽい表情ですが、悪くないです。悪乗りでも結構、いい雰囲気出していますね。いさりび鉄道のキハ40には様々な塗色が施されていますが、塗料を揃えるだけでも大変でしょう。ひとえに集客のため、健全な経営のため、鉄路を守るため、減給を回避するためなどなどを理由に、様々な試みに邁進する姿勢には、JR北海道がちょっとは見習えるところがあるのではないでしょうか。