13年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、札幌へ帰りました。それまでの数日間、毎晩のように酒を浴び、この時も同期のお宅でたらふくご馳走と酒を頂いた後でした。津から最終の近鉄に乗って来たんだったか。「銀河」の改札まで、名古屋駅のベンチに腰掛けてボ~っと待っていると、宗教がかったような若い連中が乗客に何やら声を掛けているのが目に入りました。したっけ、ほどなくこっちにもやってきて、中に何かが入った小瓶を渡されました。幸せを呼ぶアイテムだったような。どこかにまだあるかもしれません。
「銀河」に乗るのはこれが最初で最後でした。
客車は24系25形。
東京駅 「銀河」
なんか、普通の帰省となんも変わりません。
苫小牧で途中下車し、会社の先輩の実家へ立ち寄っているのですが、その辺りの記憶はすっぽり消えています。
平成6(1994)年4月5日