ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌駅で

「北斗3号」の最前席で展望を楽しむうち、札幌駅に到着。いつもならこのまま帰宅するところですが、国鉄最後の冬という意識でもあったのか、苗穂へ移動し朝の撮影に励むのでした。

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北斗3号

乗車したキハ183-1503。偉そうに言える立場ではありませんが、JNRマーク無し、特急シンボルマーク無しの新塗色には、いよいよ国鉄が消えるのだという一抹の寂しさを感じました。

 

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こちらは「北斗3号」の最後尾。不細工面なスラント車も、塗色が変更されるのでしょうか。新塗色は悪くはありませんけど。

 

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09:00発 旭川行き ライラック3号

5番ホームに居ることから、この後、おそらく小樽発、滝川行きの933列車に乗車したのだと思います。

 

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そして苗穂駅。アルファ・コンチネンタル・エクスプレスほか。名前が長ったらしいのでこれからは「ACE」と略します。

 

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09:25ころ 白石←苗穂 ホワイトアロー2号

旭川発、苫小牧行きです。「ライラック」とも札幌駅では短時間(3分~7分間)で折り返し運転をするため、運転台屋根上に着雪防止装置(通称スタビライザー)を取り付けて、運転台に付着した雪の取り払い作業が省略できるようにしました。

 

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09:29 おおぞら3号

「おおぞら」の中では、「12号」とともに6両という最短編成ですが、「スラント車+ハイデッカーグリーン車」という組み合わせもまた、「3号」と「12号」だけ。

 

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09:30 白石→苗穂 140M

岩見沢発、小樽行きです。下りの千歳線を走っているので千歳線の列車かと思っていましたが、時刻を照合すると函館本線の列車でした。

 

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09:31 オホーツク3号

右下の撮影日時を表示したままですが、これはこれでデータを整理するのに役に立ちます。絵面は悪いが役に立つ。

昭和63(1988)年に苗穂アンダーパスが完成するまで、駅東側の踏切ではご覧の通り、いつも車列が伸びていました。

さて、この先のカーブまでもう少し先へ進みましょう。

 

昭和61(1986)年12月29日