ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

引き続き雪まみれの札幌駅

前回の続きで、辺りはすっかり暗くなりましたが、雪の勢いは衰えません。ダイヤが乱れていて、列車が特定できません。メモは全く取っていませんし。そんな状況でしたので、日時表示は正解でした。

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おおとり

下り「おおとり」ならば、札幌着15:28、発15:34なので、すでに1時間以上遅延しています。

上り「おおとり」ならば15:18-15:22なので、もっと遅れていることになります。長距離列車ほど、ダイヤの乱れの影響を大きく受けます。

 

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そらち

13:30発なので、3時間以上遅れての発車です。国鉄時代は、何が何でも、走らせられるところまで走らせようという姿勢でしたし、それを保線区がしっかりサポートしていたように思います。今は知らんけど。

 

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ライラック」なのか「ホワイトアロー」なのか分かりませんが、札幌駅に到着したところでしょう。運転台窓は凍り付いており、スタビライザーの効果が発揮できていません。氷を落とすの、大変そうです。こんなことも遅延の原因となります。

 

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通勤時間帯だけに、普通列車の運転はありがたいですね。

ダイヤが乱れたといっても、車両故障によるものではないでしょう。711系781系キハ183系と、北海道専用車両の底力は侮れませんね。

 

あと一か月もすれば雪が舞う季節になります。除雪などの保線作業は、国鉄当時に比べて簡略化というか人出をあまりかけていないようです。なんせ、外注化されてしまいましたしね。(他のJRも同様ですけど。)JR北海道の「冬こそJR」というキャッチフレーズは、今や死語と化した感は否めません。

 

昭和62(1987)年1月4日