毎日毎日毎日毎日スキャン三昧なここ数年間の私の人生ですが、撮影日時の時系列に沿って作業を進めている中、昨日、時系列を無視するようにフィルムホルダーにしまい込んでいたカラーネガを見つけてしまったので、あわててスキャンしました。今回から少しの間、これまでの時間軸から外れて、それらをやっつけてしまいましょう。
過去記事との整合性は無視してキャプションを書き込んでいます。
札幌駅 ライラック
運転台屋根上に、俗に云うスタビライザーをまだ装着していないので、運転台窓周辺は雪まみれです。白粉を塗ったくったジョーカーみたいな面構えかな。
千歳空港駅
その「ライラック」に乗車して千歳空港駅に到着した模様。今の南千歳駅です。なかなかの冬らしい顔つきです。北海道の鉄道車両は冬こそ逞しい。
札幌へ向かう711系。当たり前の交流色。
札幌から到着した711系。国鉄北海道の一般形電車と云えば、711系が唯一無二です。ホームとは反対側のドアを開けていますが、サボでも差すのでしょうか。
この駅から千歳空港まで長い連絡通路が伸びていました。手荷物を運ぶためのカートが通路入口に用意されていましたね。
札幌から到着する普通列車。先頭は、簡易荷物室を備えたキハ22形式600番代。急行「ちとせ」では長らくキハユニ25形式が使われてきましたが、老朽化によってその代替となったのがこの車両。キハニ22形式とならなかったのが残念。
そして追分駅に移動。この「おおぞら」に乗って来たのでしょう。
こちらは札幌へ向かう上り「おおぞら」。急いでこれに乗った模様。
だって次のコマでは札幌駅に居るんだもの。なんかもう時間潰しのためだけに乗車したのかも。
回送列車をお見送り。以前の「おおぞら」は、ここで折り返して函館に向かっていました。
函館からの旭川行き121列車は15:51着、16:10発。SGからの湯気がええ感じやわ。
少し遅れて到着した岩見沢からの小樽行き832列車は、15:49着の15:54発。まだまだ旧客が頑張っています。柱に灰皿を括り付けていたのも当時ならではの光景。
15:55着の下り「おおとり」が121列車と並びます。車両の近代化を果たした、昭和らしい並びです。
行き先サボは赤文字表記。
作業員の方々は、狭いスペースで給水作業でしょうか。
この年始めは安楽鉄でした。平和で何より。
昭和57(1982)年1月1日