曇りがちだった夏休みがあっという間に終わり、仕事場へ戻る日がやってきました。前夜、臨時急行「すずらん90号」で札幌を発ちました。メモによれば牽引機はDE15 1533とあります。写真がないのでホントかいなとも思いますが、因みに乗車したのはスハフ14 501で、しっかり車内放送を生録しております。
函館港 07:20出航 4便大雪丸
函館には05:48の到着。連絡船出航までの1時間半もの間、一体何をしていたのかはまるで記憶にありません。
乗船し、荷物を置いてから甲板に出てみると結構な人出でした。連絡船があと1年で就航を終えるということで、惜しみ乗船の方もいらっしゃるのでしょう。函館駅の見送り桟橋にも、見送りする大勢の人たちの姿がありました。そういえば船を見送ったことは一度もなかったっけ。
貨物船の空知丸。船内に貨車を収納して輸送します。旅客船も貨車を積んでいます。かつては旅客船でも客車を載せて、本州と北海道とを行き来していたそうな。ただし、優等列車だけ。
石狩丸と檜山丸は、同型の貨物船を旅客船に改造したものです。
函館港には函館桟橋と有川桟橋とがあり、有川の方は貨車だけを扱い、ここから五稜郭操車場とを結んでいました。操車場は今の青函派出の北側にありましたが、今は宅地化されて跡形もありません。五稜郭機関区の南端入口には、今でも築堤と古い橋台が残っていますが、当時の通路線の跡です。
ヘッドマークなし。回送列車みたい。
この後は写真も記憶も無し。ただ、乗車した「はつかり92号」と「やまびこ22号」の車内アナウンスだけは残っています。
昭和62(1987)年8月16日
おまけ。
札幌駅 おおぞら1号(8月12日)
新特急色がどんどん増えていました。正面だけ見ると、クリーム色が白になり、エンジ色が明るい赤に変わっているものの、塗分け線では裾部以外に変更はないので、あまり違和感はありません。しかし100番代の先頭車は、キハ82に類似した羽根模様はやめて、500番代と同じ塗色となったので、ちょっと残念かな。