ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 294

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20220310071913j:plain

昭和42(1967)年8月17日 鷲別機関区

車歴は↓こちら。

D50294 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

戦前は・・・ちゅ~か、丹那トンネルが開通する前は箱根越えで活躍した1輌だったんですね。マレーを退陣に追いやった張本人です。

除煙板の前端がリブで補強されています。そのためか、内側に湾曲していません。でもなんか内側に傾いているように見えます。それとも手摺が傾いているだけなのか。

化粧煙突に回転火の粉止めが載っているのかいないのか判然としませんが、お皿は載っていません。

画像には写っていませんが、キャブ側窓は1枚化されています。1枚化するにあたり、C53のように高さ方向も拡大し、文字通り大型化したようですが、後に高さ方向は縮小しています。一部の機関車では横方向も縮小したようです。

木造の仕業庫が時代を感じさせます。後に鉄骨造りになります。時代は進み、鷲別機関区廃止後はED79-50・DE10の隠し置き場になっていました。

奥に見える線路の更に奥が一段高くなっていますが、上り室蘭本線の築堤になります。この当時、鷲別機関区も東室蘭操車場も、室蘭本線の上下線の間に挟まれていました。なので、機関区と操車場の間に位置する鷲別駅も、上下線のホームは離れており、それぞれに駅舎があって、両者は地下道で結ばれていました。その地下道の一部は今でも残って利用されています。

変わった鷲別駅 - ただいま鉄道写真スキャン中