ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

本桐駅で駅撮り

その日は、ビデオ撮影の依頼を受けていたので、日高本線を訪れていました。この路線は146.5kmもあるのに列車交換ができる駅は鵡川日高門別、静内、そして本桐の4駅しかありません。列車本数が数少ないので、日常的にはそれで充分なようです。
さて、列車交換シーンを撮りたいと思い、どこで撮ろうかと考えて、以前訪れて雰囲気が良いと感じていた本桐駅に来ました。列車が来るまでに随分と時間があったので、駅の雰囲気を写真で撮りました。

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素朴な造りの駅舎です。列車交換はできますが、駅員無配置です。

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道路からホームを見ます。マルタイが留置されていました。
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駅名標の支柱が妙な紫色ですが、おそらく本当は錆色だったかと。

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ホームに上がりました。ホームの先端部から行き来します。
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マルタイやハイモは夏の時期には、駅や本線の途上にある引き込み線で良く見かけたものです。

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かつては貨物も扱っていたので、マルタイが留置されている線路は、貨物の引き込み線だったのかもしれません。
この暫く後で、キハ130同士の列車交換を撮影しました。ビデオだけの撮影なので写真はありません。

平成10(1998)年9月9日

列車の写真がないのは寂しいので、この撮影の3日後に札沼線で運転されたクリスタルエクスプレスの写真も掲載しておきます。列車は石狩月形までの運転で、折り返しするまで2時間近くも時間がありましたので、石狩金沢付近で下り列車を撮影した後は室蘭本線の志文へ向かい、臨時のお座敷列車を撮影した後、石狩月形駅に到着です。随分遠回り。
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上り普通列車を見送った後、クリスタルは上り線に転線しました。転線後は、今度は下り列車と交換しました。写真はありません。

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ろうきん札幌麻生支店オープン記念の団体臨時列車
この頃は、2か月後に控えたフラノエクスプレスの引退ばかりが注目されて、土曜日であったのにもかかわらず、クリスタルの札沼線入線はほとんど見向きもされなかったようで、沿線でファンの姿を見た記憶はありません。この後、石狩川の橋梁へ行き、今は無き橋梁をゆく姿をガッチリ捉えました。

札沼線にクリスタルが走った日。お暇なら見て下さい。

平成10(1998)年9月12日

日高本線にしろ、札沼線の非電化区間にしろ、まさかこんなことになるなんて、上の記事の頃には全然予想もしていませんでした。いつまでもあると思うな親とローカル線。