「サロンカーなにわ」の展示会があるというので京都駅へ見に行きました。
大変な人気でホームは大混雑。車両写真はまともに撮れません。主にポジフィルムで撮影したので、ネガ分はこれ1枚だけ貼っておきます。
せっかくなので普段姿の車両も。103系。スカイブルーの京浜東北線では高運転台車ばかりなので、低運転台車が新鮮に映ります。
なんとスカイブルーの201系が。これまた新鮮。省エネ車ながらも高価だったため、実質、経済的な205系が103系の後継車となりました。
この後、山崎のカーブへ移動して「サロンカーなにわ」の走行シーンを撮影。
有名撮影地の山崎カーブですが、山崎駅自体もカーブしています。山崎カーブではポジだけで撮影したので、ネガ写真はありません。
京都に来たならば、やはり梅小路蒸気機関車館にも行かねばなりません。
北海道に新製配置され、宗谷本線では急行「利尻」を重連で牽いたこともありました。北海道には縁の深い機関車だけあって、北海道らしい改造が随所に施されています。手宮に30号機が流線形に復元されて保存されていれば、どんなに素晴らしいことだったか。
8630にも火が入っています。結局、動態保存とはいえ、本線を走ることはありませんでした。保存機関車の中では9633と並ぶ最古参。日本における最初のハドソンがC61。C62と共に、戦後の不足する旅客用機関車を増備するため、余剰気味だったD51のボイラーを使ってC61が、D52のボイラーからはC62が製造されました。GHQから車両の新製が禁止されていたため苦肉の策。
現役機関車にもカメラを向けておきましょう。近寄れないのが残念。
一見、昭和40年代かと見間違うかも。D51 200はマジで現役復帰しちゃったね。山口線にはD51の方がお似合いでしょう。
いかした書体ナンバーの9633。つい古い穴無し50円玉を連想するのは60代以上?煙室回りの手摺がぐるりと一周近くもあり、とても作りにくそうです。
それにしても、「サロンカーなにわ」がいまだ現役というのは驚きです。
昭和58(1983)年9月10日