不思議なもので、田中泰三様もSAMPUKU爺様も数え切れない程多くの蒸機を撮影されているのに、私がちょっとしか撮影していない蒸機が、御両人とも撮影されていなかったりします。
昭和50(1975)年5月11日 岩見沢駅
車歴は↓こちら。
59610 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
昭和49(1974)年3月17日 滝川駅
車歴は↓こちら。
59613 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
両機とも道内で一生を過ごした機関車で、側面も一見すると似ていますが、よくよく見るとパイピングや炭水車の形状に違いが見られます。何より、59610は右運転台改造車です。
59613のトラ塗りはなかなか派手ですが、機関車によっては除煙板の前縁にも塗装したものがありました。塗装範囲や縞の幅なども機関車によって異なっており、その手造り感が個人的には面白いと思うのですが、嫌いなファンにしてみれば苦々しい何物でもなかったのでしょうね。
既出 除煙板の前縁にトラ塗りした例。
先日、ヤフオクでDVCAMのデッキが格安で出品されているのを見つけてしまい、ちょうど欲しかったこともあって落札してしまいました。同型のデッキは他にも出品されており、そちらはバージョンアップ版で開始価格も高めなのですが、こちらの方はオプションフル装備の優れもので使用時間もさほど多くなく開始価格はその1/3。お得感満載のお品です。1度だけ競り合ったものの、出品者には申し訳ないほどの低価格で目出度く落札できました。
数年前に、DVCAMの最上級デッキを入手してDVテープをせっせとファイル化したのですが、終盤に差し掛かりちょっと不調になり出したので、ファイル化終了後間もなく、ヤフオクに出品して処分してしまいました。しかし、状態の芳しくないテープからファイル化したデータの中には不具合のあるものが後になってから判明し、もう一度ファイル化しなおさねばと思っていました。不具合のある無しを選別するのも何かかったるいので、いっそ全部キャプチャしなおそうと常々考えていました。
小型のDVカメラや最低ランクのDVCAMデッキは持っているのですが、上級デッキに比べるとテープの出し入れなど取扱がちょっと面倒だったりレスポンスが鈍いなど、数百本ものテープを扱うにはストレスが溜まりそうなのと、再生される映像の品位に差があるような気がしたので、上級のデッキを所望していた次第です。
映像の保存方法として、撮影したテープそのものを保存するのがベストと聞いたような気がしますが、テープの経年劣化で正常な再生ができなくなるのはVHSや8mmといったアナログビデオに限らず、DVやHDVといったデジタルビデオでも経験していますし、そもそも再生機がいつまで存在しているかも不透明なので、半永久的保存方法としてビデオテープを残すやり方はお勧めできません。
そんな思いもあって、DVテープのファイル化が終わればテープは全部処分です。