ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 301とC58 304とC58 312

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20210731084502j:plain

昭和43(1968)年10月4日 敦賀第一機関区

車歴は↓こちら。

C58301 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

ナンバープレートが下寄りのふんがふんが顔。煙室扉ハンドルは丸穴タイプ。他にはこれといった特徴は見当たりません。特徴が薄いのが特徴。

 

f:id:railway-photo:20210731084636j:plain

昭和42(1967)年8月19日 一ノ関

車歴は↓こちら。

C58304 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

駅のホームでしょうか、列車の窓からでしょうか。

こちらの正面ナンバープレートは高目の位置で、ちょっと気取り顔。

エプロンはありません。

補助灯が前照灯と同じ高さにあり、自己主張が強いです。

シリンダのすぐ後方にある箱の蓋が開きっぱなし。名称は忘れましたが、各部位へ潤滑油を送る装置です。設置位置は、C58や他の形式の多くは機関助士側のランボード下ですが、C58の中にはランボードの上だったり、D50などの古めの機関車では、機関士側にあったりします。

新庄市に保存されています。ナンバープレートなどの部品欠損・破損が多々見られ、あまり状態はよろしくないようです。

 

f:id:railway-photo:20210731084756j:plain

f:id:railway-photo:20210731084811j:plain

昭和47(1972)年8月25日 紀伊田辺機関区

車歴は↓こちら。

C58312 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

紀伊田辺区には1年かそこらしか在籍しなかったようです。

鷹取工場製の集煙装置、重油タンクを装備して紀勢本線を勇ましく駆けていたことでしょう。前照灯の下から角(つの)の様に前へ突き出たものは一体何なのでしょう。

廃車後、一旦はSLホテルやラブホテルのランディングマークに利用されたようですが、廃業に伴い敢え無く解体。幾らお熱いのが好き、とはいっても、ラブホテルになんか置かれちゃ見学し辛いじゃないか。