ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

変わった鷲別駅

鷲別機関区と東室蘭操車場の中間に位置していた鷲別駅は、かつて上下線が大きく離れており、それぞれにホームと駅舎がありました。

イメージ 1
旧上り線の旧駅舎。訪問したのは10月20日ですが、同月6日に廃止されていました。

イメージ 2

イメージ 3
旧上りホーム端から現役の駅を臨む。折しも、鷲別機関区へ回送されるDD51単機重連が通過してゆきました。

イメージ 4
旧上りホーム端から札幌方を見ます。

イメージ 5
こちらは東室蘭方。東室蘭操車場へ分岐線が伸びていますが、この配線も大きく変わりました。

イメージ 6
左端にある地下道の出入口は現在でも残り、駅舎が建っていた場所は空き地となって場所を特定しやすいです。
イメージ 7

イメージ 8
この細い道は、今でもそのまま残っているようです。

イメージ 9
旧上りホームに戻ります。「通行止め」の看板が立つ場所が、駅構内の旧連絡地下道の出入口です。

イメージ 10
相当に不気味な雰囲気が漂います。

イメージ 12
すでに1年前に閉鎖されていたようです。この看板の図から、駅舎の位置関係がよく分かります。

イメージ 11
木造の跨線橋はどこにでもありましたが、木造の地下道というのは初めて見ました。

イメージ 13
下りホームから、新しい上りホームと旧上り線の旧駅舎を見ます。
今では鷲別機関区は廃止され、東室蘭操車場はJR貨物東室蘭駅になっており(ただし、電報略号はヒムソのまま)、広大な敷地の多くは宅地へと変貌しました。

平成8(1996)年10月20日