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昭和42(1967)年8月19日 青森機関区
前回の728号機と同様、東北の機関車の特徴が確認できます。腰高の補助灯、幅広のエプロン。煙室扉の十字ハンドルは728号機と同じですが、これは東北機の特徴というわけではないでしょう。ドーム前の角ばった手摺(ちょっとしか見えませんが)、延長されたキャブの屋根、そして炭水車に乗る3000リッターの重油タンク、ってとこでしょうか。東北の全てのD51が以上のような特徴を持つわけではありませんが、あくまでも傾向ということで。
東北本線の全線電化までまだ1年以上あるということからでしょうか、「架線注意」札がまだ貼られていません。
砂撒き管は、原設計では第二・第三動輪の前方と、第三動輪の後方にありますが、この機関車は第三動輪の後方にはなく、第四動輪の前方にあります。勾配区間が多く、バック運転をしないのであれば、この方が効率的なのでしょうね。
それにしてもつくづく思うのは、部外者のファンが機関区内で機関車を間近で撮影できたというのは、今から見ると天国のような時代です。撮影を終える頃には鼻の中はマジで真っ黒になってましたが。
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