ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 183

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月19日 青森機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51183

会津若松運転区から異動になって1か月ほど経ったころで、この1年後には旭川機関区へ異動となります。

前照灯がシールドビームなのは、会津若松運転区時代の名残でしょうか。ネットをググると写真がアップされており、青森区時代にLP403へ交換されたようです。補助灯の取り付け位置は高目です。

煙室扉、ナンバープレートの向かって右上には灯具掛けには細すぎる何かが取り付けられています。

煙室前端の左右には、これまた謎の突起が付いています。

煙室ハンドルのところにも、よく分からない円盤状の突起が見えます。

煙室扉の蝶番の補強には、リブではなく鋼板を重ねています。

「架線注意」札は、除煙板ステーに設置。向かって左側のがひっくり返っています。

画像では判然としませんが、キャブ屋根が後方に延長されています。

3000リッターの重油タンクを炭水車の上に載せています。

183号機が停車しているのはアッシュピットらしく、先輪あたりから後方50mほどに渡り、レールの間が深く掘られています。機関車キャブの横付近にはピットから掬い出されたと思われるアッシュが積まれています。このアッシュをまたどこか別の場所に持っていくと思われ、本当に蒸機は手間のかかるヤツです。