ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 327

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

釜石区から異動して4か月が経過した頃の姿になります。炭水車にはまだ重油タンクが載っているように見えるのですが、さてどうなんでしょう。

昭和40年代前半、すでに東北のD51で除煙板の点検口に蓋を設けたものは少なかったので、本機の蓋は苗穂で取り付けたものかもしれません。なんかデカイですね。

フロントステップの踏板がスノコ状のグレーチングになっています。氷結防止のためでしょうね。でも、下だけです。

給水温め器の端面はスッパリ切り取られたように角がありません。飾り帯もありません。一体、何があったのでしょう。

 

昭和43(1968)年12月26日 森駅

引退後は森町の個人に売却されたことになっていますが、どうもそれは942号機ではないかとの疑惑があります。つまり327号機のナンバープレートを付けた942号機だろうと。942号機は、正面ナンバープレートの位置が高めであり、また何と云っても除煙板が特徴的だったので、特定しやすい機番でした。生憎、ネット上では保存されていた頃の姿を見つけることはできませんでしたが、ネコパブリッシングの「RM POCKET 6 日本の蒸気機関車」でその姿を確認できました。確かに少なくとも327号機ではありません。どうしてこのようなことが起きてしまったのでしょう。また、購入者はそのことを知っていたのかも気になります。因みに942号機の写真は「鉄道ピクトリアル 2022年8月号」の49ページにあります。除煙板切り詰め前の姿ですけど。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51327

 

先週4日に、メリカルで購入した商品が未だに届きません。発送連絡もありません。別に急がないし、何としてもなくてはならない商品でもないので、このままどうなるかを見守りたいと思います。もしかして出品者に何かよからぬことでもあったのかな。