ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 497

matuno kuraが撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

昭和44(1969)年3月5日 竜華機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51497

車歴表によれば、1休指定を受けた直後の姿の様ですが、全体的にテカりがあって、まるで整備を受けた直後の様にも見えます。

鷹取式集煙装置は、関西本線の加太越えに備えての物でしょう。因みに機関車も鷹取工場製です。

後部標識灯用の灯具掛けが4か所もあります。原設計は前端梁のものです。

除煙板には、点検口の蓋を開いた時にそれを固定する金具があります。後年、多くの機関車はこの蓋を撤去してしまいましたが、もともと不要なものだったでしょうに、いやかえって無い方が良かったのに、わざわざ蓋を設けて開口状態にしなかったのは、原型を損なわないという配慮だったのでしょうか。吊り用の孔がありませんが、内側に吊り環が付いているのでしょうか。

給水ポンプの円筒部は何だかへこんでいるように見えます。作業員が頭突きでもくらわしたのでしょうか。頭突きといえば小学校の頃にTVで見た、大木金太郎とボボブラジルの頭突き合いが強烈でした。見ていて自分の頭が砕かれそうで辛かった。