ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 565

田中 泰三様と江別の鐵様の画像の転載はご遠慮ください。

昭和49(1974)年3月25日 岩見沢第一機関区

お馴染みの、岩見沢跨線橋からの撮影。機関区を俯瞰撮影できる場所はそうそうありませんが、このように機関車の上部が見えるのはありがたいです。手前の架線がいささか邪魔なのと、立ち位置がここだけ、というのが惜しい。滝川機関区も、駅ホームと機関区とを結ぶ跨線橋から俯瞰できるポイントではありますが、機関車はいつも離れた位置に居たので、標準レンズのカメラしか持たない私はカメラを向ける気にはなりませんでした。

565号機は晩年、北海道へ転属したせいか、キャブは密閉化されていません。フロントサイドの踏板は、凍結防止と滑り止めの観点から、グレーチング化されています。奥に見える機関区の看板が「岩見澤第一機関区」となっています。

 

昭和50(1975)年11月7日 追分駅

雨で暗いため、前照灯を点灯しているようです。ナンバープレートの数字の線が細く見えるのは気のせいでしょうか。左右2枚の「架線注意」札ですが、一般的には前照灯直下のものより一回り大きなサイズのものが使用されるのですが、うっかり間違えたのか、それともヤフオクで転売しまくって在庫がなくなってしまったのか。まさか。

 

昭和50(1975)年8月 滝ノ上駅

駅を発車したところですが、すでに煙は薄くなっています。真夏でしょうか。

 

昭和50(1975)年8月 登別→虎杖浜

通常、非公式側のドーム前方にある筈の砂排出管がありません。一番上の画像で確認できますが、公式側に付いているのです。ナニ気に変形機。

 

昭和51(1976)年3月4日 小樽築港駅

しばしここで留置された後、函館市にて保存されるも、放置されてボロボロの状態に。そこへ遠く佐呂間町からJR北海道に譲渡依頼の話が出て、JR北海道は有償で譲渡。佐呂間町ではキチンと整備されて、他の車輛とともに安寧に過ごしている模様。

車歴は↓こちら。

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