田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮下さい。
昭和43(1968)年10月3日 福知山機関区
山岳路線仕様です。
除煙板の点検口蓋は、上部を蝶番で留め、上開きでフックを引っ掛けて固定する方式なのですが、肝心のフックが見当たりません。
ランボード縁の白線はだいぶ剥がれています。
空気作用管がランボード付近の低い位置を這っていますが、キャブ前妻を出た直後からボイラーケーシングの中を伝っているように見えます。
前端梁の解放テコ受けは、捩じり方が急角度。鷹取工場製にしばしば見られます。(でも834号機は標準的な捩じり方)
昭和43(1968)年11月 豊岡機関区
公式側よりもランボードの白線は残っています。
こちら側の除煙板には、点検口蓋を引っ掛けるフックがちゃんと付いています。
スノープラウで、下方に見える左右1枚ずつの方形板は何なのでしょう。サイドステップの最下段の踏板がスノープラウと干渉するために撤去されていますが、もしかしてそれとか?
砂撒き管元栓上方に「架線注意」札が貼られていたり、ドーム斜め前方に取っ手が設けられているのはこの機関車の特徴でしょうか。
車歴は↓こちら。