ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 895

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮下さい。

昭和43(1968)年10月3日 福知山機関区

準戦時型が完全に払しょくされており、重装備の方に目が行ってしまいます。

除煙板には点検口がまだ設けられていません。その上部ステーは丸棒でしょうか。

煙室戸回りの手摺受けが標準構造ではありません。

先輪はディスクタイプに交換されています。

山陰本線で運用する機関車らしく、キャブ前窓の庇がとても長く、そして少し拝んでいます。長い庇を支持するステーがあると思うのですが、ちょっと判別できません。

 

昭和47(1972)年8月25日 奈良運転所

ところ変われば後部標識灯の据え付け位置も変わります。

前端梁の白い縁取りや除煙板手摺の白は、昭和46(1971)年9月26日に関西本線を走ったD51三重連牽引による「JC赤トンボ号」の時の化粧でしょうか。

画像では分かりにくいですが、除煙板には点検口が設けられています。

エプロンがちっちゃくなってしまいました。

廃車後は奈良県王寺町で保存されていますが、状態はちょっと微妙かな。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51895