ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D60 64

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

D60 64は元D50 283。

D50 283の車歴は↓こちら。D50 283に旧機番は無し。

http://d51498.com/db/D50/D50283

昭和46(1971)年2月17日 大分運転所

K-7タイプの門デフ装備機ですが、D50時代は北海道でバリバリ活躍していた機関車です。

給水温め器との干渉を避けるため、解放テコ受けが前側に倒れているのがよく分かります。

煙室戸周りの手摺ですが、機関車によって手摺受けからの飛び出し長さ、手摺受けの位置などが異なっています。D50時代からのものでしょうけど。蝶番腕では長さだけでなく補強リブの有無といった違いも見られます。

煙室戸の取輪は通常のものですが、この3年前の写真をネットで見ると、63号機と同じ4つ穴タイプのものです。

画像では判別できませんが、パイプ煙突です。

久大本線にDE10が投入されたことで多くのD60が大分運転所から転出しましたが、予備機として残った門デフトリオ、62、64、65号機の3輌も昭和46(1971)年には直方区へ異動しています。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D60/D6064