ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

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matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。

昭和45(1970)年5月28日 米子駅

ハチロクは除煙板無しの姿が自然で美しく見えます。LP42もお似合いです。回転式火の粉止めには目をつぶりましょう。空気制動以前はもっとスマートだったんでしょうね。正面番号板は形式入りです。煙室戸周りの手摺が特徴的です。かつて東灘信号場から神戸港へと結ぶ臨港線で貨物を牽いていた頃、前照灯と煙突の間には鐘を装備しておりました。貨物牽引や入換の際、穏やかに鐘を鳴らしながら港町の中を走っていたそうです。義經號や辨慶號もまた鐘を鳴らしながら明治の小樽の街中を走っていたことを想像してしまいます。排障器支持材の曲線がなまめかしいです。

キャブ前窓の庇は何だかズッコケているように見えますが、これでいいのでしょうね。

炭水車の増炭枠は木製のように見えます。

車歴は↓こちら。

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