ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

熱海駅

どうしてその気になったのかは、今となっては記憶の片鱗すら残っていませんが、熱海駅周辺で撮影しています。10月のダイヤ改正で特急「踊り子」が誕生したばかりでした。

イメージ 1
スカ色と湘南色の混合編成です。この頃は他の路線でも、異なる塗色の車両が入り混じる編成が見られました。

イメージ 2
特急「踊り子」が伊東線からやってきました。この愛称名は公募で決定したそうですが、特急らしくないという意見があったようです。しかし今なお健在であるというのは、そんな批判的意見は取るに足りなかったということだったのでしょう。私自身、決定を下したエライさんは山口百恵のファンなんじゃないかと勘ぐっておりましたし、せっかく185系には「あまぎ」のヘッドマークも用意されているのに勿体ないことだ、などと不満を持っておりました。

イメージ 3
熱海駅を発車し、伊東線に入る下り「踊り子」。今の時代にこんな撮り方をしたら絶対アウトですわ。この頃は線路際を歩いていてもなんも言われんかったし、おおらかな時代でした。

イメージ 4
東京方のトンネル上の道路から。今ではフェンスがあって樹木も伸びているようですが、この時はどうだったのか、さっぱり覚えていません。それにしてもサクラカラーの黄色化は何ともなりませんな。

イメージ 5
そのトンネルから出てきたEF58牽引の下り荷物列車。取りあえず撮ってみましたってだけな感じ。ひさし付きの顔は締まった感じがして好きです。EF60を設計した人は、この顔を倣おうとはしなかったのでしょうかね。

イメージ 6
153系による777M沼津行き。サロ163が連結されていた模様。80系湘南電車の後継車として昭和33(1958)年にデビューし、当時は91系と呼ばれていました。因みに90系は101系電車です。
サロ153は後にサロ110に、サロ152はサロ112に改造されちゃいましたっけ。
この系列の車体構造は、後の急行型車両の基本となりました。

お昼過ぎに2時間ほど駅周辺をぶらぶらしながら撮影したようです。あ~さっぱり思い出せん。

昭和56(1981)年10月10日