ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

フィルムスキャナの威力

以前はまともなフィルムスキャナはとても高価でしたからとても買う余裕などなく、やむなくフラットベッドのスキャナでフィルムをスキャンしてファイル化しておりました。しかし、

1.暗部がつぶれがちになる
2.ガラス台の汚れや埃を拾わないようにスキャン前の清掃に手間がかかる
3.カラーネガの色がしばしば変になる
4.カールの大きいものはガラス面にフィルムが接触してニュートンリングが発生してしまうので、裏返しでスキャンした後、フォトショップで反転する手間がかかる

など、全体的に手間がかかる割には画質がイマイチでしたので、保存用ファイルを作るのはためらっておりました。
で今回、比較的安価ながらそこそこ評判のいいフィルムスキャナを入手しスキャンしたところ、期待以上の仕上がりになり、と~ても満足した次第です。

めちゃくちゃ露出オーバーフラットベッドスキャナではまともにスキャンできなかった写真も
イメージ 1
信濃大町駅 昭和63(1988)年8月2日

イメージ 2

イメージ 3
上2枚 中原電車区(弁天橋) 昭和63(1988)年9月18日

イメージ 4名古屋駅 昭和63(1988)年9月24日

以上は同じネガの写真で、黄色化の部分はさておき、何とか見られる程度にはスキャンできました。正直、ここまで救済できるとは驚きです。

因みにスキャン時の設定ですが、スキャナの最大解像度7200dpiにして48bit、ファイル形式は非圧縮のTIFFです。ファイルの大きさは400MBを少し超えます。このブログにアップする際には若干周辺を削った上で72dpiで1500×1000の解像度、ファイル形式はjpegに激しく落としております。圧縮は強めです。

そして今日スキャンしたフィルムの中に、ようやくまともなものが出てまいりました。
イメージ 5

イメージ 6
俱知安駅 昭和63(1988)年8月16日

微妙に黄色化しているように見えなくもないかな?という程度です。サクラカラーからコニカカラーに名称が変更になったフィルムです。キズもほとんどなく、カラーネガってこんなに綺麗だっけ?と驚いてしまいました。プリントと見え方が違うのは分かっていますが。

まだ3万コマくらいはあると思うので、年内に終わることはないでしょうが、やりがいはありそうです。
あ、今日とか書いちゃったけど、今は日付が変わって昨日になっちまいましたよ。