ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

登別

室蘭本線の苫小牧~東室蘭間は平坦区間のイメージが強いですが、登別駅の札幌方、室蘭方ともにトンネルが存在します。どちらも電化の際に線路が切り替えられ掘りなおされています。
蒸気機関車の撮影に行った時もそのトンネルが気になっていたようで、その付近で撮影しております。

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登別←虎杖浜  登別駅に到着後、走ってこの場所に来てギリギリ間に合いました。
この当時、撮影する時には予め国土地理院の5万分の1の地図で下調べをしておりました。線路に沿って虎杖浜側に向かう上り坂がありますが、その当時の地図にはこの道路はまだ載っていませんでした。
で、次の列車はトンネルから出るところを、地図にはない道路の上から狙いましたが
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ん~何かつまらん。意味なく縦構図にする悪い癖が出ています。因みに現在のトンネルは手前にあります。

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登別駅  踏切から停車中の貨物列車を撮ります。この後、再びトンネルに戻り、その山の上から狙っていますが、ろくたら写真ではないので省略します。

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登別→富浦  陸橋から上り列車を狙います。左端に写るハエタタキがなかなか邪魔な存在ですが、今となっては当時の沿線風景を語る上で必要欠くべからざるアイテムになっております。
現在の線路は、ここよりも山側に敷設されております。

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富浦→登別  下り貨物列車をトンネルの上から撮影しました。
現在の線路はやはり山側にありますので、踏切の向こう側から大きく右にカーブしていることになります。

何だか、昔と今の線形の違いを紹介したような記事になってしまいました。
実はこの日、鉄道ファンではない級友二人を引き連れての撮影でした。移動中や列車を待つ間には、青臭くたわいない話をしていたと思います。
登別には1ケ月前に一人で撮影に来ていたので、この時は蒸機の撮影というよりも友達と遊んだという印象が強く残っています。

昭和50(1975)年3月2日