ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

名寄機関区

昭和50(1975)年5月5日。旭川~名寄間に「SLさよなら列車」が走りました。牽引機は9600の重連です。
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旭川駅
札幌から急行で旭川に到着すると、すぐに宗谷本線の列車に乗り換えます。その合間に1番線を見るとすでに、さよなら列車がホームに入っており、牽引機が確認できました。49648と39679です。

士別で撮影したのですが、この日は友人から借りた8mmフィルムで撮影したので写真はありません。5月だというのに、痛いほどの冷たい風が吹きすさぶ悪天候でした。

撮影を終えると名寄へ向かいました。牽引機関車を拝もうというわけです。
駅から名寄機関区へはどう入ったのか記憶がありません。駅のホームから構内を横断していったのか、それとも駅を出てぐる~っと回って行ったのか。多分、他のファンらと線路を横断して構内を突っ切ったんでしょうな。

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49648には「かもめ号」のヘッドマークが。これって、留萌本線の海水浴臨時列車に付いていたヤツじゃなかったっけ?「さよなら」のヘッドマークじゃないの?

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ナンバープレートを外され、野ざらしにされているこの19640は廃車でしょうか。

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入換によく使われたので、9600にはゼブラ模様に塗られたものが多かったようです。同じ9600とはいえ、テンダーの後ろを比べても前照灯の位置をはじめ、細かいところが異なっています。

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DE15 1を駅のホームから。これがラッセル用機関車と知っていたのかどうか。単に1号機だから撮影したような気もします。過去に、貨物列車を牽引している姿を撮影していました。旋回窓の数が少ないです。前頭車用連結器の形も違っています。カバーで覆っているのでしょうか。

友人と二人で撮影に行った「さよなら列車」でしたが、本命よりも名寄機関区での撮影がメインになってしまいました。この後、急行「天北」に乗車して帰宅したのですが、キハ56系の顔には雪がびっしり付着しておりました。道北の5月はまだ春遠し。