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49648 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
昭和50(1975)年5月5日 名寄機関区
旭川から名寄までの「SLさよなら列車」を前位で牽引し(後位は39679)、運用を終えて庫の中で休憩しているところ。赤ナンバーが特徴。「かもめ号」は、かつて留萌本線や羽幌線で運転された海水浴列車で、牽引機はキューロクやC55でした。
この翌日には名寄本線で「SLさよなら列車」をキューロク三重連で牽引しました。
昭和50(1975)年7月13日 滝川機関区
5月5日のカラー画像では分かり辛いですが、ランボードの縁は白く塗られています。39679と同様、さよなら列車の運用に合わせた措置だったと思われます。
昭和50(1975)年7月29日 滝川機関区
徹夜明けの滝川駅のホーム端で撮影しました。夜明け間近な肌寒くも凛とした空気に包まれる中、待機中の姿が構内照明に淡く照らし出されていました。
昭和50(1975)年10月26日 滝川機関区
夏場もずっと付けっ放しだったスノープラウは、手の込んだフォルムです。この日も滝川駅のホームで徹夜していました。すっげ~寒かった。
昭和50(1975)年11月24日 滝川駅
未明の発車待ち。根室本線の貨物5481列車です。徹夜明けではありませんが、チョー睡眠不足な状態。
国鉄最後の蒸機三羽烏のうちの1両です。そしてこの機関車だけが保存されました。39679は苗穂工場でしばらく留置された後に敢え無く解体、79602は追分機関区扇形車庫の火災事故で焼損、解体されるという悲劇の運命。もともと39679と49648に保存の予定はありませんでした。しかし79602が火災焼損したことで49648がその代替機に選ばれました。同様に上野公園に保存されているD51 231号機ですが、もともとは603号機が保存予定だったのですが、やはり火災焼損したためその代替として抜擢されたものです。その息づかいからよく人に例えられる蒸気機関車ですが、その運命もまた人に似て様々なドラマを歩んできたようです。
昭和62(1987)年8月 中頓別町寿公園