ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

安平と由仁

人とは違う写真が撮りたい、などと殊勝なことを考えても空回りするばかりでした。レンズの選択肢がないというのはかなりハンディが大きいです。結局、何コレ?みたいな写真ばかりが記録されるのでありました。

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沼ノ端駅
う~ん、何かちがう。でもどうしたらいいのか分からない。

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沼ノ端から安平へ向かう列車から。どうやらいつものように、デッキから撮影していたのか、それとも洗面所の窓からか、もう覚えていません。すれ違った機関車はD51 4という若番。深川のカマらしく、前照灯のつらら切が特徴的です。

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安平駅
汽車のいる駅の風景・・・ってのを撮りたかったのだと思うのですが、うむ、なんかね、腰砕けみたいな。待合室の雰囲気はいいかな。

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早来←安平
汽車のある風景というのは雑誌「蒸気機関車」に刺激されたもの。でも、なかなかいい感じで撮るのは非常に難しく、というよりやはり発想が貧相なんでしょうね。結局、「とりあえずこんな感じかな」に終始するのでありました。因みに「蒸気機関車」は友人が古本で全巻ゲットしました。私はまだ7割くらいでしょうか。

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再び安平駅
ちゃっかり構内で撮影しています。黄色いハイモに連結されているタンクは何でしょう。除草剤でも入っているのでしょうか。
この後、客車の発車を撮影していますが、あまりに酷いので割愛させていただきます。

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岩見沢行きの列車が到着し、これに乗車して由仁へ向かいます。この当時は、どの駅にも乗客がいたような気がします。
D51が牽引する日中の列車といえば225列車です。NHKの番組で百恵ちゃんが乗った時にはC57になりましたけど。単なる記録写真ですが、個人的には好きなんです、こういう何つうことない作風。

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由仁駅
安平駅で下車した時と同じ構図。まことに芸がありません。でも、赤いギターと女生徒が目を引きます。横構図にして改札口を入れることはできなかったのでしょうか、と自問自答。
この駅も今ではすっかり変わりました。

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栗山→由仁
5万の地図を頼りに、雨の中を草に濡れながら探し当てた場所。この日、何とかイメージ通りに唯一撮影できたものです。俯瞰とか景色っぽい鉄道写真が嫌いな人には好かれませんね。でも自分にはこうのが一番。もっとも、これで蒸気が上がっていなければどうしようもありませんでしたけどね。

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由仁駅→古山
由仁駅に戻る途中に撮影。やはり望遠レンズで撮りたい構図です。これじゃ、駅構内の様子がちっちぇえです。
この後、追分に戻って夕張線の列車を撮影するのでありました。

昭和50(1975)年6月29日