ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

風の中で

今回も代り映えの無い撮影で恐縮です。
まずはお約束の札幌駅での「からまつ」です。

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ED76からSGの蒸気が上がっていません。絵的に、なんか寂しいです。

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「大雪5号」が到着です。入れ替わるように、乗車している722Dが発車します。

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キハ21 34に乗車中。他に乗客はいませんが、平日には通学生が結構乗ります。9日がそうでした。今でも鉄道による通学を「汽車通」というのでしょうか。

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苫小牧→沼ノ端 4487列車 D51 710
気持ちの良い朝を迎え、幸先良いと思わされます。

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苫小牧←沼ノ端駅 222列車 C57 57
いい感じで煙を吐いての出発です。

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沼ノ端駅 223列車 C57 135
遠浅へ移動します。9日と同じ行程です。右の留置線にはヨ8000が大量に並んでいますが、当時は全然気にしていませんでした。

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遠浅駅 2350列車 D51 4
2350列車が少し遅れていたので、こんなのが撮れました。

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遠浅駅 単9491列車 D51 1118
趣向を変えて、駅の雰囲気を取り入れてみます。左の建物は一体何?

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遠浅→沼ノ端 1294列車 D51 855
後ろを気にしながらの撮影です。どーしてかと言うと・・・

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遠浅←沼ノ端 5293列車 D51 467
後ろから下り列車がすれ違います。なかなかいいタイミングではすれ違ってくれません。

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遠浅駅←早来 4482列車 D51 68
軽快に貨物列車が駅を通過します。

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遠浅駅→早来 225列車 D51 60
すぐに下り旅客列車が発車します。日中の貨物列車が1本も走っていない平成の今の時代から見れば、もう夢の世界です。

さて、この日はこれからが本番です。早来まで歩きながら撮影をします。それにしても朝方の好天はどこへやら、空一面が雲で覆われています。風も出てきました。幸先の良さはみせかけだったのかな。

  イメージ 13遠浅←早来 5790列車 D51
国道234号線沿いの丘の上からです。あまりの強風で、差していた傘はキノコになってしまい、ホネをやられてしまいました。その風のせいで煙が地を這っています。
車が待っている踏切は、今はありません。道路そのものがなくなったからです。
この時も後ろを気にしながらシャッターを切っています。

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227列車 C57
これに気を取られていました。でも、電柱ズッコーン。シャッター失敗です。
幸先なんて強風でどこかにすっ飛んでしまったようです。

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早来→遠浅 2460列車 D51 872
丘から降りると幾分風が収まり、ホッと一安心。今は無い、橋の上から狙います。こういう田舎チックな絵柄が好みなんです。煙が出ていれば言うことありませんが。

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今は無い橋と道路と踏切です。グーグルマップで確認しても、それらしい跡はよく分かりません。ガソリンスタンドは今でもあります。

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なんか、三笠で撮影した写真と似ています。機関車の向こうに見えるのが先ほどまで強風にあおられ、雨に打たれながら立っていた丘です。

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早来←遠浅 5785列車 D51 465
この列車がよく重連になるのですが、この日は単機牽引でした。空セキながら、長~い編成です。ここに写っているモノは今は全部がありません。

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早来駅 2462列車 D51 1160
遠~くに煙が見えるのですが、駅舎と絡めたらこんなんなりました。

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駅を通過してゆきます。そういえば、駅ではよくドラム缶を見かけたものです。何が入っていたのでしょう。この2年後、南部縦貫鉄道の西千曳駅へ行ったのですが、置いてあったドラム缶の中では無数のボウフラが踊りまくっていました。

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遠浅→早来駅 単6371列車 D51 414
かつての当たり前の光景。貨車とリアカーが憩う、昼下がりの貨物ホーム。天気は回復してきました。

DD51が牽引する228列車で沼ノ端へ戻ります。疲れをものともせず、勇払湿原での撮影に臨みます。

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沼ノ端←遠浅 9992列車 D51
上り千歳線から見た美々川です。こどもたちは大人と一緒に何をしているのでしょう。

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沼ノ端→遠浅 229列車 C57 144
水面が反射して、ちょっとは湿原っぽいでしょうか。ゴミは余計でしたね。

イメージ 24遠浅←沼ノ端駅 5571列車 D51 872
いつも朝に撮影していた場所ですが、今回初めて夕方の撮影です。斜光線がいい感じです。

沼ノ端から乗車した1231Dは6両編成でした。前3両はキハ22でどれも満員なのに、後部3両はキハ21とキハ12で、どれもガラガラ。当然、後ろの車両に乗り込みます。
歩き疲れと強風に煽られた疲れで、乗車するや否やバタンキューなのでした。

昭和50(1975)年4月20日