ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

赤平そして再び滝川機関区

赤平駅では、未明に滝川を発車していった29657が入換をしておりました。
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この後、単機で滝川へ戻ります。何とも単純な運用ですが、それでも生きていてくれるだけありがたいです。

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赤平→幌岡信号場 単492

私も滝川に戻ると機関区へ直行します。
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機関車にも車庫にも落書きが一杯。
利用客を人質にしたような違法ストが繰り返されたため、輸送手段確保のために多くの荷主は鉄道による貨物輸送に見切りをつけ、鉄道離れを起こしてゆきます。こうした事態が国鉄の分割民営化へと向かわせることになります。
自ら順法ストと呼ぶ明らかな違法ストでは、体制に逆らうだけの職務怠慢、職務放棄、管理職への無意味な突き上げなど、超赤字経営国鉄の改善に何の役にも立たない行動ばかりが目立ちました。まるで怪しげな思想に侵されたとしか思えないようなストが全国で沸き起こっておりました。

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蒸機の全廃とDLへの置き換えによる機関区の統合・廃止。後には貨物列車の廃止、貨物輸送方式の変更に伴うヤードの廃止、荷物・郵便輸送の廃止、そして赤字ローカル線の大量廃止など、国鉄の民営化へ向けて廃止の嵐が吹き荒れることになります。

昭和50(1975)年10月26日