ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

またまたM君と

写真部のM君と、3回目の同行撮影です。本日の予定は遠浅と栗丘です。

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札幌駅 からまつ
千歳線の1番列車に乗るので、いつもの通り徒歩で札幌駅にやってきます。「からまつ」を拝んで気合いを入れます。

まずは、沼ノ端で一旦下車し、列車を乗り換えるまでの時間にチョコッと撮影です。上り千歳線沿いに歩いて湿原の中で撮影します。

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沼ノ端→遠浅 単4487列車 D51
現像処理が悪かったのか、フィルムが劣化しています。空の部分が、刷毛で掃いたようにスジが入っています。他のフィルムでも変色する劣化が見られますが、こんなに酷くはありません。

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沼ノ端←遠浅 222列車 C57
煙なしのハゲ状態ですが、ま、これはこれで。

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沼ノ端駅 北斗1号
駅に戻ると、ちょうど函館行きの特急「北斗1号」が通過してゆきました。駅長さんが律儀に見送ります。駅における列車の安全運行は、車掌、運転士、駅員にゆだねられます。

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沼ノ端駅 223列車 C57 38
写真部のM君です。わずか隣の駅までの乗車です。

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遠浅駅 223列車
この頃の跨線橋には屋根がありません。歩道橋と同じですね。左側の線路が剝がされています。列車本数が少なくなり、退避・待機の必要がなくなったのでしょうか。

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沼ノ端←遠浅 8476列車 DD51
15分の1秒で流し撮りを試みます。ブレていて失敗です。木がモジャモジャしていたので、流し撮りでそれを誤魔化せるかなと思った次第です。ブレは誤魔化せません。

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沼ノ端→遠浅 単9491 D51 1085
腑抜けになりそう。

このまま沼ノ端方面に移動します。

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沼ノ端←遠浅 4530D列車 キハ22 222+キハ22 225
夕張発苫小牧行きの列車ですが、追分で列車番号が3530D列車から変わったものです。苫小牧~岩見沢間では貴重な気動車列車です。

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遠浅→沼ノ端 5570列車 D51 60
何をイメージしたんだか。自分でもよく分かりません。植林が気になった?

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沼ノ端←遠浅 1294列車 D51 1127
ここは順光で極めて普通に。

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同上
機関車次位はワフ35000形式。戦前に作られたワフ25000形式は、少しでも貨物を積むために車掌室はとても狭くされ、劣悪な環境だったので、戦後、これを改造により環境改善を図ったものが本形式だそうです。でもワフ25000形式でもいいから、緩急車ってヤツに乗ってみたかったですね。勿論、カメラを持って。

ここでモノクロネガは終わり、カラーネガに詰め替えるのですが、それは7月22日の栗丘での記事につながります。

実はこの前日には始業式がありました。で、この日は平日なのですが、なんかでお休みでした。翌日には高校3年最初の授業があり、いよいよ受験生としての1年が始まったのですが、そんな緊張感が微塵もないまま、益々蒸機の撮影に精を出すことになるのでした。

3年生になって写真部のM君とは別のクラスになり、一緒に撮影に出かけたのはこれが最後になりました・・・だったかな?

昭和50(1975)年4月9日