ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

沼ノ端跨線橋から

「沼ノ端跨線橋」とは、沼ノ端駅の遠浅・植苗方に位置し、千歳線室蘭本線をオーバークロスする国道234号線の陸橋です。かつては個人的な撮影名所でした。今では背の高い金網フェンスが設置されて、とても撮影し辛くなっています。

イメージ 1
09:18 植苗→沼ノ端 単1766列車
架線がないのでとてもスッキリ。今では架線の他に、画面右側の空き地に宅地が結構建て込んでいます。

イメージ 2

イメージ 3
09:24 沼ノ端→植苗 729D(苫小牧発札幌行き)
キハ21とキハ22による、当時としては極くありふれた編成。

イメージ 4
09:31 沼ノ端←植苗 急行「ちとせ2号」(室蘭行き)
東室蘭からは、室蘭行きの1584Dと豊浦行きの4544Dに分割されますが、4544Dには室蘭からの563Dが併結されるという、ちゃっかり浮気列車です。

イメージ 5
09:52  沼ノ端←植苗 急行「すずらん2号」(函館行き)
時間帯から考えると、現在の「スーパー北斗8号」と「スーパー北斗10号」の間に位置しています。

イメージ 6
09:58 沼ノ端←遠浅 5570列車 DD51 1157
ようやく室蘭本線の列車がやってきました。もともと私鉄だった千歳線よりも室蘭本線の方が大先輩なのですが、石炭産業の衰退により運炭列車は消滅、またモータリゼーションの洗礼を受けて貨物列車も旅客列車も激減と、今や路線の存続問題に直面しています。一方の千歳線は、山線に代わって道南と札幌を結ぶ大幹線として成長しました。

この後は跨線橋を降りて撮影を続けるのですが、それはしばらく間を置いてからご紹介したいと思います。

昭和53(1978)年1月7日