ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

新札幌

長い春休みの真っ最中。これと言ってお目当ての列車はなく、何とな~くやってきただけどす。

イメージ 1
白石~新札幌 204D 急行「ちとせ4号・いぶり」、4085列車 DD51 1145

残雪の山に上がり、少しでも高い視点から撮影できるのがこの時期のメリット。
急行は先頭のキハ22が「いぶり」です。この時代にキハ53-500があったなら、サービス格差のないキレイな編成を組んだかもしれませんね。

イメージ 2
白石←新札幌 23D 特急「北斗1号」
千歳線の築堤にへばりついての撮影です。10年前ほどでしたらこの位置でも警笛を鳴らされることはありませんでしたが、今ならアウトでしょうね。左側に札幌機関区があります。厚別駅から札幌貨物ターミナル駅へ進入する厚別通路線には架線が張られています。この当時はED76牽引の貨物列車が札幌タに入線していました。その時の架線柱は今でも残っているというか放置されています。

いつもなら厚別駅で降りてやってくる場所です。でも厚別駅からだと雪をこぐ距離が長くなります。新札幌駅からだと、築堤沿いの道路を歩けるので、築堤の雪をこぐだけで済んだのです。
イメージ 3
白石←厚別 322列車(名寄発札幌行き) ED76 513
かつてC55が牽引した321列車とか324列車とかを思い起こしてしまいます。
それにしても相変わらずの落書き、何とかならんかね。書いた連中がちゃんと消してんだろうな。

イメージ 4
白石←厚別 502D 急行「大雪1号・紋別・はぼろ」
3階建て列車。キハ56系全盛期の象徴的な姿でしょう。

イメージ 5
白石→厚別 1005M 特急「いしかり3号」

基本設計が本州仕様だったため、北海道向けにチューンナップしたものの、北海道の粉雪には極めて脆弱でした。781系登場により本州へ戻りましたが、781系より長生きしたのは驚異です。485系おそるべし。

イメージ 6
新札幌→白石 単1763列車 DD51 601
背景を見て分かる通り、新札幌にはまだ高いビルはありませんでした。ダイエーも今やロゴマークが変わり、ビルの中に埋もれています。

築堤の上は冷たい風がビュンビュン吹き荒れていて、結局30分程度しかいられませんでした。風は写真に写らないので、その時の寒さは全然伝わりませんね。

イメージ 7
新札幌駅 730D(苫小牧行き) 2番ホームで札幌行き731Dを待っています。
かくて、ほうほうの体で逃げるように引き上げました。

いわゆる馬糞風が吹き荒れるのはもう少し先になります。

昭和53(1978)年4月3日