新得から十勝清水に向かう途中、左手に見えたホクレンの工場には専用線が伸びていました。工場の構内では三股に分かれているようです。別の写真を見ると、一番左の線路にはスイッチャーとトキらしき貨車が写っていました。
かつて北海道にも多くの専用線が存在していました。駅近くの会社だけでなく、砂利取り用の線路なんかが登別駅や幌別駅から伸びていたそうですし。
そういえば戦後の短い期間ですが、桑園駅から北大構内まで専用線がありました。暖房用の石炭を運搬するためです。どこかのサイトでその写真を見ました。別のサイトなどの説明によると、桑園駅から札幌方面に向かい、ほどなく大きく北へカーブし、工学部の北側で今度は東にカーブして中央通り手前まで伸びていたそうです。でも、私の幼少の頃の記憶では、もっと手前の理学部付近、今の「総合博物館」の横まで伸びていたことになっています。中央通りから見て、右側から工学部、池、線路、理学部の順に並んでいたと思い込んでいます。でも多分、私の記憶違いでしょう。物忘れや記憶違いには絶対の自信がありますので。えへん。
