ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

保存市電

札幌市営地下鉄南北線自衛隊前駅に隣接した高架下に、かつて市内を走っていた市電車両たちが保存されています。この日はまだ冬の閉館が解かれていなかった時期だったのでしょう。フェンス越しに撮影しているので、見辛い写真になっています。ご容赦を。

イメージ 1
とにかく恰好よかったD1040形。でも活躍期間は極めて短かったのです。

イメージ 2
唯一、車体が鋼体化されなかった雪形8号。いい味出しています。

イメージ 4

イメージ 5
この他に除雪車にはササラディーゼルカーもありましたが、過去にアップしているので割愛させていただきます。

イメージ 3
親子電車の「子」の方です。トレーラーと言われていますが、実際には電動機を1台搭載しています。でも、単独での運転はできませんでした。

イメージ 6
麻生停留所付近に住んでいた頃は、北27条から麻生まで非電化だったので路面ディーゼルカーしか乗りませんでしたが、町中の電化区間に入ると、古臭いオンボロ電車が目に付き、「あんなの乗りたくね~」とイヤ~な気分になった記憶があります。今ならウハウハ狂喜するでしょうけどね。

イメージ 7
何かの文献で、この601号は実は別な番号だったと読んだことがあります。と思ってウィキを見たら615号となっていました。スッキリ。でも、なんで?やっぱりトップナンバーにしたかったのでしょうかね。

イメージ 8

イメージ 9
苗穂線、一条線の一部が廃止になる昭和48(1973)年まで走っており、かろうじてカラーポジで撮影することができました。自分と同い年の車両です。

この後、新たに(と言っても古い)車両が搬入されたり、逆に解体されたりと若干の入れ替わりがありましたし、展示位置も変わっています。

10年ほど前に訪れた時には車内にも入ることができました。多少、埃っぽさはありましたが、保存状態は比較的良好です。雪まつり期間中は特別に開館すると思いますので、まだ見たことない方、興味のある方はぜひとも一度はご覧になっていただきたいです。入場無料だし。

昭和53(1978)年4月9日