ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

本日のカラーポジ 485系1500番代

昭和59(1984)年11月24日 青森駅 4002M 特急「白鳥2号」
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またまた露出不足の写真で恐縮です。11月下旬の朝4時50分だもの。
それでも、フォトショップでここまで明るくできるというのは、とても凄いことだと思います。プリントでは無理。

さて、485系1500番代です。4灯のヘッドライトと外バメ式の後部標識灯が大きな外観的特徴となっています。
781系開発までのつなぎとして、北海道では昭和50(1975)年から55(1980)年までの5年間にわたり特急「いしかり」として走ってきましたが、北海道特有の冬の猛威に晒されて、十分な活躍ができたとは言い難い結果でした。しかし本州の冬には十分な装備だったようで、結局781系よりも長生きしています。北海道の冬がいかに過酷だったのかを物語っているようです。
1500番代は「白鳥」のほかには「いなほ」、また「ひばり」「はつかり」といった東北特急の運用も目撃しています。
津軽海峡線ではクハ481-1501がクロハ481に改造されて「はつかり」や「白鳥」として青函トンネルを潜り抜け、活躍しました。

架線の下ならどこへでも。電車としては全国を駆け巡った唯一の形式でした。